• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

社長が社員の話をメモ? すごくいいじゃないですか!

離職率を減らしたのはリーダーの“聞き意識”

  • 鈴木義幸

バックナンバー

2009年5月26日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 ある投資会社の経営者の方とお話をする機会がありました。これまで3000人もの社長に会い、投資先に値するリーダーかどうかを“値踏み”してきた方です。

 私は、この方とお話できたら、ぜひ聞きたいと前々から思っていた質問をぶつけてみました。「成功する社長の特徴をひとつだけあげるとすれば、何ですか」。

 戦略、ビジョン、はたまたスピード……。3000人のデータの集積から、どのような答を導き出すのか。彼の答に興味津々でした。

 眼を上のほうに向けて考えること10秒ほど。彼はこう答えました。

 「人の話を聞けるということでしょう」

“聞ける社長”が成功する3つの理由

 どうして話を聞ける社長は成功すると思うのか、彼は詳しく話してくれました。理由は3つに集約されます。

1.話を聞く社長は、いち早く“軌道修正”をかけることができる。

 話を聞く社長は、自分の言動に対して多くのフィードバックを得られるので、必要があればすばやく軌道修正をすることができる。「取り返しがつかない」という事態に陥ることが少ない。

2.話を聞く社長は、社内に眠っているアイディアを顕在化させることができる。

 発想力のある社長は、社長室にどーんと居座っているということはまずない。ふらふら、せかせかと現場を歩いては、ちょくちょく社員に声をかけ、変わったことはないか耳を傾ける。これをするかしないかで社長に届くアイディアの数には決定的な差が生まれる。

3.話を聞く社長は、社員のエネルギーを高めることができる。

 自分の話をきちんと聞いてもらえると、人は自分の存在価値が増したような気になる。逆に、ろくに話を聞いてもらえないと、存在価値が実感できない。トップである社長にきちんと話を聞いてもらえれば、社員のエネルギーは間違いなく高まる。

 話を聞く社長は、軌道修正が早く、アイディアを集めることができ、周囲のエネルギーを高める。おそらくこれらに反論する方はそういないでしょう。たいていの社長は「社員の話に耳を傾けることは大事なことだ」と言います。

 ところが実際は、社員の話に耳を傾けることのできない社長が思いのほか多いのです。

コメント2

「鈴木義幸のリーダーシップは磨くもの、磨けるもの」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本全体として若い世代にもっと所得の分配をしていくべきだと思う。

川野 幸夫 ヤオコー 会長