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女性が乗りたいクルマとは? 専門部署でニーズ探る

日産自動車祖父江玲奈氏に聞く(前編)

2009年7月9日(木)

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 今回は、日産自動車実験技術開発本部カスタマーエンジニアリング部女性への魅力創出グループの祖父江玲奈さんにお話を伺います。祖父江さんは、日産自動車に同部署が新設される際に、アクセンチュアから転職されました。アクセンチュアでは私と同期入社で10年以上のおつき合いがありますが、仕事の話を伺うのは今回が初めてなので、大変楽しみにしていました。どうぞよろしくお願いいたします。

日産自動車実験技術開発本部カスタマーエンジニアリング部女性への魅力創出グループ課長の祖父江玲奈氏
1974年東京都生まれ。97年中央大学総合政策学部卒業、アクセンチュア入社。事業戦略から見る組織設計、人材マネジメントを中心としたコンサルティングを担当。女性の特徴を生かしたビジネスを目指し2007年日産自動車入社、現グループを担当(写真:雨宮秀也、以下同)

祖父江玲奈氏(以下、祖父江) 本部署の立ち上げが2006年度、私は2007年度に入社しました。グループとしては3年弱、私自身は2年強の活動になります。

 女性への魅力創出グループは、どういった位置づけなのでしょうか。

祖父江 R&D(研究開発)部門には、商品を軸にしたグループと技術を軸にしたグループとがあり、双方が協力し合いながら車両を開発しています。実験技術開発本部は、技術を軸にしたグループに属しています。

 カスタマーエンジニアリング部は「商品性評価」と言って、商品全体がお客様にどう見えるかを様々な角度から評価する部署です。女性への魅力創出グループでは、男性にも女性にとっても魅力的かどうか、買っていただける商品かどうかを検証しています。実際には、お客様がより便利に使えるか、魅力度を測るほか、お客様がこんな使い方をしても不満がないかといったシビアな条件についても考慮しています。

 例えば、路面や道路環境は各国で異なるので、走行時の音の感じ方、座り心地、運転しやすさなども違ってきます。様々な地域でも商品として魅力的か、そうした機能面での問題がないかという、両方の視点から評価をします。

 なるほど。本コラムは、性別や世代、エリアといった多様な軸を深く理解することで、マーケティングや商品開発を進化させていくことを目的とした「ダイバーシティー・マーケティング」をテーマにしています。今回は商品性実験の中でも、特に「女性」の観点でお話を伺えればと思っています。

 まず、日産さんでは消費者の変化をどう捉えていらっしゃいますか?

祖父江 男の子のおもちゃといえばミニカーというような感じで、自動車は一般的に、男性が好む商品というイメージがあるかと思います。しかし実際には、女性のオーナー率が増えてきているだけでなく、新車購入時に女性の意見が反映される割合も大きくなってきています。

 定量的なデータがあるのでしょうか。

祖父江 オーナー比率は統計を取っています。2年前の調査で見ると、軽自動車を含めて約4割が女性オーナーという結果でした。これは、ご自分がディーラーで車を買われて、ご本人が名義登録された方ということになります。

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