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第4回 サントリーの『やってみなはれ』はどこへ行くのか

社長が解決すべき5つの問題(3)

  • 武田 斉紀

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2009年7月27日(月)

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 前回のコラム「第3回 スッキリして迷わなくなりますよ、社長」にも、読者のみなさまからコメントをちょうだいしました。

 「継承して経営者になると、周りとのバランスをとるのに慣れすぎて、ともすれば優先順位が八方美人になっています。自分の信じているものは何かを改めて考えさせられました」

 「おっしゃる通り、どの会社の理念が良い悪いではなく自分にあっている理念はどれか? それが重要だと思います。急成長を求めている会社もあれば、安定成長を目指している会社もあり、顧客第一主義もあれば、従業員第一主義もある、そういった多様な会社の中からサービスを選んだり、就職先を選ぶ、そういった多様性が担保された日本であってほしいものです」

 「小生、サラリーマンながら一般バンド(吹奏楽)の指揮をしております。このコラムに書かれている内容をよく理解し、仕事だけでなく趣味の世界にも役立てていきます。ありがとうございました」

 「どうしても迷っている場合や、相変わらずの八方美人の場合、決断できないトップの場合など、トップの素養も重要だと社員の立場からつい見てしまいました。ボトムアップについても考えてみたいなと思います」

 新たな視点をいくつもいただきました。ありがとうございました。

 さて、今回のテーマは、「社長の話をわかりやすくする」ために社長が解決すべき5つの問題のうちの3つ目、(3)理念がわかりやすく表現されていない・・・【表現】の問題です。

 1.「前回までの内容はだいたい覚えている」と言う方は、このまま読み進めてください。
 2.「このコラムを初めて読む」または「前回までの内容を忘れてしまった」方は、こちらの記事一覧からご覧ください。

 前回のコラムで、社長が解決すべき5つの問題の(1)【整理】と(2)【優先順位】の問題が解決すれば、社長自身がかなり「スッキリして」「迷わなくなる」と申し上げました。では、(3)の【表現】の問題が解決するとどんなメリットがあるのでしょうか。

 ここでいつもように、みなさんに質問です。
 『やってみなはれ』と言えば・・・ご存じのようにサントリーホールディングスのスピリッツ、価値観を表した言葉として有名です。さて、『やってみなはれ』は何年にわたって受け継がれている言葉だと思いますか。

コメント4件コメント/レビュー

私の勤務する会社では、「お客様第一主義」を掲げながらも、各種CS調査では、同業他社に劣後している状況が続いています。その理由のひとつには「石橋を叩いても渡らない」、「エポックメーキング的事業をやらない」という保守的社風があるように思えてなりません。その点サントリーの「やってみなはれ」という社風は、社員のモチベーション向上の為にも、またひいては新商品開発を通じて、お客様にとっても価値ある企業精神だと思います。この精神を社長が、社内にうまく「表現・伝達」できれば、その会社は躍進する会社になれることでしょう。(2009/07/30)

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私の勤務する会社では、「お客様第一主義」を掲げながらも、各種CS調査では、同業他社に劣後している状況が続いています。その理由のひとつには「石橋を叩いても渡らない」、「エポックメーキング的事業をやらない」という保守的社風があるように思えてなりません。その点サントリーの「やってみなはれ」という社風は、社員のモチベーション向上の為にも、またひいては新商品開発を通じて、お客様にとっても価値ある企業精神だと思います。この精神を社長が、社内にうまく「表現・伝達」できれば、その会社は躍進する会社になれることでしょう。(2009/07/30)

コーポレートメッセージの重要性を非常にわかりやすく説明して頂き、参考になりました。現在、ブランドの再構築にボトムアップでチャレンジしておりますが、現在、最大の難関である経営幹部のハードルを目前にしています。好き嫌いの壁もあり、どう進むべきか悩んでる今日この頃ではあります。(2009/07/28)

私の所属する会社では、お客さまを一番に考えることを理念として掲げ、それを「顧客主語」と表現しています。また、ある会社では同様の理念を「お客さまの成功に全力を注ぐ」と表現しています。前者では受け手によって、さまざまな解釈が生まれる余地があり、時には間違って理解し行動する人も出てきますが、後者では受け手によって、間違えようがありません。やはり理念は後者のようなものが良いのではないかと感じています。(2009/07/27)

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