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さえないアイツが激変する絶対条件

MBAじゃ決して学べない、リスクの取り方

  • 鈴木義幸

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2009年9月8日(火)

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 私の従姉の話です。

 18年前、彼女は30歳のとき、2つ年上のご主人を亡くしました。

 残されたのは彼女と4歳、2歳、1歳の3人の子供たち。彼女の親元からも離れた地で、ある日突然、たった1人で3人の子育てをすることになったのです。

 どちらかといえば、おとなしく、人の背中に付いていくタイプだった従姉が果たしてやっていけるのだろうかと、当時はとても心配しました。

 それから10年の歳月が経ち、祖母の法事で彼女と会う機会がありました。

 「同じ人?」とこちらが疑うほど、彼女はたくましく、力強く、自主性に溢れていました。法事を仕切り、訪れる人に細かな気配りをし、その合間にはしっかり子供たちの面倒を見ている。

 先日、その従姉の末っ子が、大学に入ったという話を聞きました。彼女のたどった18年間を想像すると、目頭がかすかに熱くなりました。人に言えない苦労もたくさんあったでしょうが、従姉はとても大きく成長しました。

負債500億円の会社を引き継ぎ

 私のクライアントで、経営者だったお父様が脳梗塞で倒れられ、30歳にして、突然1000人の会社のトップになった方がいらっしゃいます。

 それまで彼は、一都市銀行の融資担当。かたやお父様は、年商100億円の会社の持ち主。と同時に500億の借金を抱える負債者でもありました。

 メインバンクは、息子である彼が会社を継ぐのであれば融資を継続するが、そうでなければ支援をストップすると通告してきました。

 迷いに迷った挙句、彼は、500億の借金を背負って、会社を引き継ぐことを決めます。

 縁あって、彼が経営を始めた8年前から、彼のコーチをさせていただいています。コーチを始めた当時、彼は決して1000人の社員を率いる器ではありませんでした。童顔で、おっとりしていて、自分で物事が決められなくて。

 でも、8年が経ったいま、会社は借金がなくなり、社員は一丸となり、事業は軌道に乗っています。8年前とは別人の彼がいます。自信に溢れ、多少のことでは決して揺るがず、常に未来を向いている。

 人はリーダーになることができる――。彼のコーチをさせていただいて、強く実感しました。

ホームレスを100万長者にしたコンサルタント

 以前、アメリカにいたときに聞いた話です。

 有名なマネーコンサルタントがいる。クライアントにどのように投資すれば運用を成功させられるかアドバイスしたり、セミナーで参加者にどのような心構えがあればお金持ちになれるかレクチャーしたりする専門家。

 あるときコンサルタントの彼は思った。「本当に自分は人をお金持ちにする能力があるのだろうか。もしあるのであれば、相手がどんな人であってもお金持ちにすることができるはずだ。それを証明したい」。

コメント2件コメント/レビュー

うだつのあがらない人間に、「バーベル持ってジェットコースターに乗ってくれよ」と伝える状況というのは、果たして有り得るのでしょうか?何がしかの信頼関係が無い以上、「相手の退路を断つ」なんてことは不可能ではないでしょうか?「これが成功しないと辞めてもらう」「わかりました、辞めます」という会話が成り立つようなシチュエーションは、このコラムにおいては対象外となるのでしょうか?(2009/09/08)

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いただいたコメント

うだつのあがらない人間に、「バーベル持ってジェットコースターに乗ってくれよ」と伝える状況というのは、果たして有り得るのでしょうか?何がしかの信頼関係が無い以上、「相手の退路を断つ」なんてことは不可能ではないでしょうか?「これが成功しないと辞めてもらう」「わかりました、辞めます」という会話が成り立つようなシチュエーションは、このコラムにおいては対象外となるのでしょうか?(2009/09/08)

筆者ご本人の商売能力のアピールと取られがちですね。コンサルタント業界で実際の成功率どうなんでしょぅか?決して高くはなさそうです。思い出しますのは、バブルがはじけ、起業がマスメディアで盛んに喧伝された時のことです。起業さえすれば、殆ど全ての人が成功するかのような印象が与えられましたが、実際の成功率は極めて低く、1%未満というところが実態だろう思われます。企業家という立場の方々を鼓舞する意味では良く出来た内容とは思いますが、市場のダイナミズムという観点で捉えますと、総論的として彼の視点は矛盾を抱えたもののように思われます。(2009/09/08)

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三品 和広 神戸大学教授