• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「7つの美学」と「3つの戒め」

【最終回】(エッセイ登場)12人の経営者「ぐっと来るポイント」

  • 田嶋 雅美

バックナンバー

2009年10月14日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 いよいよ最終話である。まずは、素人エッセイにお付き合いいただいた読者の皆様と、チャンスを与えてくださった担当編集者さんに、お礼を言いたい。

 主役である12人の経営者様にも大感謝である。「エッセイ」を免罪符に、好き放題書いたのに、実に、温かいコメントを賜った。面識のないファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏の秘書さんからも、丁寧な感想メールを頂き、感激した。ますますユニクロが好きになった(笑)。

 面白かったのは色々な立場の友人知人からの感想メールだ。個人の事情や背景により、好きな話が違うのは当然としても、中には「あれ? この方は、ここにぐっと来るのか。」と意外なケースもあった。性格占いできそう・・・(笑)。

 さぁ、涙の最終回(!?)だが、次のようにまとめていこうと思う。

① 振り返り:各話ダイジェスト

② 「7つの美学」、その心は?

③ 「3つの戒め」、その心は?

付録:12人の経営者「ぐっと来るポイント」

 それでは、連載の振り返りから、レッツ・ゴー!

リーダーが示すリーダーシップとは?

1.朱を動かすには、赤くなれ!

新浪剛史・ローソン社長兼CEO(最高経営責任者)、三木谷浩史・楽天会長兼社長

 エスタブリッシュメントな大企業に属し、MBA(経営学修士)取得者であるビジネスリエリートが、新天地で事業を動かすに当って、変貌する様を描く。

 過去のエリート経歴などが新組織の中で、感情的に逆作用するならば、従来のMBA的ビジネススタイルなど目標達成のためにさっさと捨てて、組織に受けいれられやすい言葉やコミュニケーション方法に変えよう。これは、簡単そうでいて、現実的にはなかなかできない。

 リーダーたるもの、朱を動かすためなら、青の美しさを懇々と説くよりも、一旦、赤くなってしまった方が、変革の早道である。

2.ダメなときには、前向きにあがけ!

北村正志・キタムラ会長兼CEO、安部修仁・吉野家ホールディングス社長

 順風満帆に走ってきた業界トップ企業ですら危機感が伴う世界的不況の時代にあり、既にメーン商品がなくなる危機と長年戦ってきた企業にヒントがないかを探る。

 ダメなときほど男が上がる。がけっぷちに立たされた時にこそ、リーダーの真の底力が試される時なのである。信頼する強いリーダーが、苦悩し必死にあがく姿に、腕自慢の武将たちがぐっと来て、自ら奮い立ち本気で荒波に立ち向かっていく。

 それに引き寄せられるように次第に、協力者が増えていく。全員が一丸となり、果敢に戦っていく様を、ドキュメント風に書いた実録。

3.人の尊厳、働く楽しさを、企業哲学とせよ!

大久保恒夫・成城石井社長、小城武彦・丸善社長

 日本では数少ない事業再生のプロ経営者の、それぞれに特徴ある事業再生手法を紹介するとともに、両者の根底に共通する「企業哲学」を考察する。共通する「企業哲学」とは、人間への尊厳、働くことに対する楽しさを、社員1人ひとりが持てるようにすることである。

 業績悪化が続くと、だんだんスタッフは、下を向いていく。高度な戦術をベースに業績回復の道を示す一方で、自信を無くしてうつむいてしまったスタッフに、凛として生きられる場所を作るのもリーダーのミッションである。事業再生の極意は、実は、人間再生ではなかろうか。

4.天賦の才は使い切れ!

柳井正・ファーストリテイリング会長兼社長、孫正義・ソフトバンク社長兼CEO

 時代を切り拓くような天賦の才をもった経営者。彼らを突き動かすエネルギーの源は何なのか。才能が開花していくルーツを探るとともに、せっかく天から与えられた才覚は、命ある限り使い倒してほしいという、やや一方的な筆者の応援歌。

 共通する「世界スケール」や「高速スピード」のエピソードを、一緒にお仕事をした方の考察に交えて紹介する。

 天才だからできたのではなく、お二人をロールモデルとして、自分や部下達の、まだ眠っている天賦の才をみつけ開花させよう。そこから始まる人生ドラマを楽しもう、と、読者に問いかける。

コメント50件コメント/レビュー

マスコミに勝ち組として紹介される経営者の方々ですが、報道されることがなかった意外な面をこのコラムで知りました。入社2年目の私の率直な感想として、世の中で成功者としての評判があっても、人間くさくて、間違いもすれば、もがき苦しんでいるというのを実感しました。それぞれ経営者の方々の個性を引き出せる田嶋さんに興味を持ちコメントをいたしました。他の経営者の意外な面を紹介するコラムの続編を期待しています。(2009/10/20)

「“男っ前”コンサルが見たリーダーシップの美学」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

マスコミに勝ち組として紹介される経営者の方々ですが、報道されることがなかった意外な面をこのコラムで知りました。入社2年目の私の率直な感想として、世の中で成功者としての評判があっても、人間くさくて、間違いもすれば、もがき苦しんでいるというのを実感しました。それぞれ経営者の方々の個性を引き出せる田嶋さんに興味を持ちコメントをいたしました。他の経営者の意外な面を紹介するコラムの続編を期待しています。(2009/10/20)

とても興味深く、読ませていただきました。私がいちばんグッときたところは、「3つの戒め」です。特に、「勝負は死ぬ瞬間まで分からない」は、自身にも最近経験として「辛い」時期があったので、とても共感しましたし、今は、この「辛い」時期があって良かったと思っています。仕事上でも人としても、楽ばかりしていては成長できないと感じています。「勝負は死ぬ瞬間まで分からない」、この台詞を言えるのは、「辛い」時期を乗り越えた人にしか言えない台詞だと思っています。(2009/10/20)

とても興味深く、読ませていただきました。私がいちばんグッときたところは、「3つの戒め」です。特に、「勝負は死ぬ瞬間まで分からない」は、自身にも最近経験として「辛い」時期があったので、とても共感しましたし、今は、この「辛い」時期があって良かったと思っています。仕事上でも人としても、楽ばかりしていては成長できないと感じています。「勝負は死ぬ瞬間まで分からない」、この台詞を言えるのは、「辛い」時期を乗り越えた人にしか言えない台詞だと思っています。(2009/10/20)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

リクルートは企業文化そのものが競争力です。企業文化はシステムではないため、模倣困難性も著しく高い。

峰岸 真澄 リクルートホールディングス社長