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自動化は、ロボット導入だけでは進まない

  • 瀧本 大輔

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2009年10月20日(火)

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 安川電機の社内で今年4月、「R1000プロジェクト」と呼ばれる計画が静かにスタートした。

 今後数年かけて1000台のロボットを自社工場に導入し、生産効率を大幅に高める──。それがプロジェクトの目標だ。安川電機の利島康司社長は、「受注が減っている今だからこそ、予算には糸目をかけずに徹底して取り組みたい」と意欲を見せる。

 R1000プロジェクトには生産効率の向上に加えて、実はもう1つ大きな狙いがある。工場を「ショールーム化」して顧客に公開することで、多能工ロボットの導入による生産性向上を目で見て確かめてもらうことだ。

 腕が2本ある双腕ロボットであれば、複数の作業を1台でこなす多能工化。人の関節に相当する部分が従来型ロボットより多い7軸多関節ロボットであれば、腕をひねるような複雑な動きができるので、これまでよりも狭い空間でも作業できる。こうした特徴は、口で説明するよりも、実際に見てもらう方が早い。だからこそ、コストをかけてでも急ピッチで進めようとしているのだ。

自動化で生産性は劇的に改善

 埼玉県入間市にある安川電機の生産拠点の1つ、入間事業所。サーボモーターやコントローラーを生産しているこの事業所にも、4月から徐々に最新型ロボットの導入が進められている。

動画へのリンク
ロボットがコイルを巻いてから線を裁断し、はんだ付けして次の工程に部品を渡す
画像をクリックすると動画をご覧いただけます。(WMV形式)

 例えば、サーボモーターのコイル(巻き線)を芯に巻き付ける作業にロボットが導入されている。ロボットの手でコイルを巻き付けて線を裁断し、はんだ付けをして次の工程に進める。

 このほか、基板にワニスを塗布する工程には、7軸多関節ロボットを導入して多品種生産に対応した。基板の種類をCCD(電荷結合素子)カメラを利用した画像センサーで確認してから、適切な位置にワニスを塗布する。「基板の異載供給からマスキング、搬出までを1台でこなせるようになった」と、津田純嗣・常務取締役ロボット事業部長は説明する。

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