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第9回 ところであなたの人生理念は何ですか?(1)

  • 武田 斉紀

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2009年11月30日(月)

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自分の人生理念を見出そう

 「ところで、あなたの人生理念は何ですか?」

 いきなりそんな質問をされると戸惑いますね。「いえ大丈夫です、私の人生理念は○○ですよ」と即答できる人もいれば、「人生理念ねえ、うーん、普段あまり考えたことなかったな」という人もいらっしゃるでしょう。恐らく後者の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

 このコラムで何度もご紹介しているように、企業理念とは「企業がめざす終わりなき理想」であり、実現をめざす「目的」と、大切にする「価値観」からなると定義しています。

【企業理念】=「価値観・手段:何を大切に・どんな方法で」+「目的・使命:何をめざすか(実現したいか)」

 これは人生理念においても同じです。あなたの人生にとっての「目的」と、何を大切にして生きていきたいかという「価値観」が、人生理念の中身です。

 今回のコラムは、この機会にあなたの人生理念について考えてみましょうというお話です。人生理念がはっきりしていると、人生におけるさまざまな選択場面で迷わなくなります。それは会社選びや仕事をする上でどんな影響やメリットがあるのでしょうか。また自分の人生理念は、どうやって見出せばいいのでしょうか。これらのポイントについて2回にわたってご紹介していきたいと思います。

オーナー会社にとっての社長の人生理念の重さ

 【個人の人生理念】と「仕事」との関係で、わかりやすい例を挙げてみましょう。私は企業理念コンサルタントとして、さまざまな会社の社長から「企業理念を明確にしたいのですが…」というご相談をいただきます。

 明確化のプロセスで中心となるのは数回の1対1インタビューです。会社の現在、過去、未来とともに、社長自身の人生についていろいろな質問を投げかけます。そこで私が明らかにしているのがその社長○○さんの【個人の人生理念】です。

 とくにオーナー会社の場合、【個人の人生理念】は、【企業理念】とほぼイコールと言ってもいいくらい色濃く反映されるものです。社長○○さんという一人の人間がリーダーとして率いていくわけですから、当然と言えば当然です。

 ですから私が支援することで【個人の人生理念】が明確になった社長は、【企業理念】にまとまった時点で、「スッキリした!」と言います。そして、経営上の決断場面で「迷わなくなった」とも言います。このことが会社と社員、関係者にとって、どれほどの影響を与えるかについて整理してみましょう。

■社長が迷っていると・・・

1. 働く人は入社時点でその会社を選ぶべきかどうかを判断できない
2. 幹部も社員も仕事を進める上で迷い、次第についていけなくなる
3. 取引先やお客様もついていけなくなり、業績が落ちて、社員が路頭に迷う

■逆に企業理念が明確で社長が迷わないと・・・

4. 働く人は入社時点でその会社を選ぶべきかどうかを判断できる
5. 幹部も社員も仕事を進める上で迷うことがなく、気持ちよく生き生きと働ける
6. 企業理念が明確で迷わないと、それが取引先やお客様にも伝わり、共感してくれる人たちとは従来以上に強い関係ができ、業績も上がって社員や取引先、お客様にも還元できる

 かように、オーナー会社の場合、【個人の人生理念】が明確で、【企業理念】に整理して反映されているかどうか、社長がスッキリして迷わないかどうかは大きな問題なのです。

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