• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

21世紀型のリーダーを再定義する

【最終回】パーソナルネットワーキング:最後は個人のバリュー

  • 藤森 義明,戸田 顕司

バックナンバー

2009年12月10日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 初回に、リーダーの役割として「人材を育成すること」「変革を起こすこと」という話をしました。そして、米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、リーダーを養成しようと、熱心に人材教育に取り組んできましたし、これからもその姿勢に変わりはありません。

 ただし、ウェルチ(GE前会長兼CEO[最高経営責任者]のジャック・ウェルチ氏)の言葉を借りれば、「30万人の社員がリーダーであってほしい、でも全員がマネジャーである必要はない」。リーダーとマネジャーは違うのです。

 マネジャーは、基本的にはリーダーで、かつ、組織をまとめたり結果を出すチームを作ったりできるスキルを持っている人です。ここで言えるのは、GEでは原則として誰もがリーダーでなくてはならないということです。

全世界から知見を集める

日本人として初めて、米GEのコーポレート・オフィサー(本社役員)となった藤森義明氏(写真:村田 和聡)

 では、GEはリーダーにどのような素養を求めているのか。1980~90年代に定義したウェルチのリーダーシップ像があります。そして、2000年にイメルト(GE会長兼CEOのジェフ・イメルト氏)がCEOに就任した時のリーダーシップ像もあります。

 つまり、時代に合わせて、リーダーの定義は違っています。そして、今は定義を見直すタイミングだとGEでは考えています。

 今年、イメルトがEDC(Executive Development Course=エグゼクティブ・デベロップメント・コース)という研修で与えたテーマが、まさに「21世紀型リーダーの再定義」なのですから。EDCは、副社長や副社長候補などの社内トップレベルを対象に、年に1回、3~4週間をかけて実施しています。

 参加メンバーは、テーマ課題の解を求めて、世界中の様々な優れた会社を見て回りました。そのうちの数人は日本にも来て、6~7社を訪問しました。

 もちろん、日本だけではありません。欧米の先進国から、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)といった新興国も含めて、世界各国、全部行きます。それこそ何百社とあって、どういう会社が何を考えているのか、知見を集める。

GEのリーダー研修の場、通称「クロトンビル」(ニューヨーク州)

 こうして作り上げた定義を基に、20代後半から30代を徹底的に教育していきます。10年先を見据えれば、ちょうど30代後半から40代となり、会社のコアになる人材ですから。今後10年、15年経った時の新しいリーダーシップ像とはどうあるべきなのか、今のうちからいろいろと研究しているわけです。

 その中には、ウェルチやイメルトによる定義と重複するものもあるでしょうし、新しく入ってくる要素もきっとあるでしょう。

 その中で、多分、重要な要素として出てくるだろうと私が考えているのが、「個人がどういったバリューを持っているか」という点です。この解の1つとして、パーソナルネットワーキングが欠かせないんじゃないか、非常に大事なのではないかと考えています。

コメント0

「リーダーには「型」がある」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック