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【第19話】言葉の習慣が人格を作る

2009年12月8日(火)

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 もう数年前のことですが、日本コカ・コーラの関連会社の社長を務めている友人のオフィスへふらりと立ち寄ったところ、社長室の壁に1枚の額がかかっているのが目に留まりました。

 何気なく読み出すうちに、私の体に電流が走りました。人との関わり合いの場で「ナルホド」と参考になる素晴らしいキーワードだったので、その場でコピーを無心して、以後大切に保管しています。

 後で聞いたところによると、それは1923に社長の座に就き、約30年にわたってコカ・コーラ社の経営の采配を振るったロバート・ウッドラフ氏の言葉とのこと。原文は英語ですが、日本語を添えて内容の前半部分をご紹介しましょう。

■The Most Important Words(最も重要な言葉)

6 words “I admit I made a mistake”
(6単語:私が間違ったことを認めます)
5 words “You did a good job”
(5単語:君はいい仕事をしたね)
4 words “What is your opinion?”
(4単語:あなたのご意見は?)
3 words “If you please ”
(3単語:どうぞ)
2 words “Thank you ”
(2単語:ありがとう)
1 word “We”
(1単語:我々)

人は結局、言ったとおりの自分になる

 私は常々、ビジネスパーソンが使う言葉には「光の言葉」と「影の言葉」とがあると考えています。光の言葉とは肯定的・積極的な言葉であり、影の言葉とは否定的・消極的な言葉のことです。言霊などと言われるとおり、言葉には霊や魂が宿っていると思うのです。

 魂は人の行動を規定し、行動は結果を左右します。従って、光の言葉を使う人の人生には光が当たるようになり、反対に影の言葉を使う人の人生はあまり晴れ晴れしない、ということになりがちです。

 「そんな考え方はあまりにも短絡的だ。言葉で人生が変わるなら楽なもの。世の中はそんなに甘くはないぞ」と感じる方もおられるかもしれません。

 しかしちょっと立ち止まって、あなたの周りにいる友人や知人の顔を思い浮かべてみてください。少なくとも、私の数多い知人や友人に関して言えば、うまくいっている人は光の言葉を使うことが多く、足踏み人生を送っている人は影の言葉ばかりを口にする人が圧倒的に多いという特徴があります。

 「人は結局、思った通りの自分になる」。私が好きなこの言葉は、文豪ゲーテが残したものと言われています。これをもじって「人は結局、言った通りの自分になる」とも表現できるのではないでしょうか。

 そこで以降では、ビジネスパーソンの口からよく出る典型的な影の言葉の例を5つ挙げてみることにします。わが身を振り返りながらお読みください。こんな言葉が口癖になっていたら要注意です!

影の言葉――こんな言葉が口癖になっていませんか?

■1. 「景気が悪い」

 「世の中の景気が悪い。100年に1度という大不況の中であがいてみたところで、所詮どうにもならない」。これは影の言葉の代表的な例です。

 この手のセリフを吐く資格があるのは、業種業界の違いを問わず、せいぜい6割以上の市場シェアを持つ経営者くらいのものだろうと私は考えています。たかが1割、2割のシェアしかないのに業績の低迷をマクロの景気のせいにするというのは、「他責」(【第1話】上司たる者、「自責」の人であれを参照)の臭いがプンプンする影の言葉以外の何ものでもありません。「責任転嫁は成長機会の自己否定である」という、ズシリ!と響く重い言葉もあります。

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