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【最終話】リーダーが心を若々しく保つ4つの妙薬

2009年12月22日(火)

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 2009年も残り少なくなりました。今年2月から始まった当コラムも、実は今回が最終話。有終の美を飾るにふさわしいテーマをあれこれ考えた末、やはり年の瀬には「年」にまつわる話で締めくくるに限る、という結論に至りました。

 そんなわけで、今回は私たち人間の年齢というものについて考えてみたいと思います。

3つの年齢

 人間の年齢には3つの種類がある、と私は考えています。

■暦年齢

 1つ目はごくシンプルな“暦(こよみ)年齢”。例えば1936年9月13日生まれの私にとっては、誕生日はこの日しかあり得ません。

 どうやら一部の女優やタレントの中には、自分の本当の暦年齢から大幅に割り引いた別の暦年齢を称している人もいるようですが、「天知る 地知る 己知る」で、誰にとっても正しい暦年齢はたった1つだけ。不変不動で固定化された年齢、これが暦年齢です。

■肉体年齢

 2つ目の年齢とは“肉体年齢”です。あなたの周囲にも、こんな人はいませんか? 週末になると、若者に劣らぬ俊敏さでテニスに興じる60歳。あるいは反対に、2階まで階段を昇っただけでゼーゼー息を切らしている40歳。

 知り合いの医師の話によると、肉体年齢の高低に影響を及ぼす要因は主に、持って生まれた遺伝因子と、生まれた後のメンテナンスの2つだそうです。前者は自分の力で変えることはできませんが、後者については、努力次第で暦年齢と肉体年齢との間のギャップを大幅に変えることができます。

■精神年齢

 そして、3つ目の年齢が“精神年齢”です。時々、年齢不相応に稚拙な人を指して「あの人は精神年齢が低い」などと表現することがありますが、ここで言いたい精神年齢とはそうではなく、“心の若々しさ”の度合いのことです。

 精神年齢は、時に肉体年齢以上に暦年齢との差が開くことがあります。つまり、20歳の“老人”もいれば80歳の“若者”もいる、ということです。

リーダーならば、精神年齢を常に意識せよ

 暦年齢、肉体年齢、精神年齢。この3つの年齢の中で、私がみなさんにとりわけ重視していただきたいのが精神年齢です。数字で表せる暦年齢や、若さや老いを視覚的に捉えられる肉体年齢と違って、精神年齢は目に見えにくいものだからです。

 人は、目に見えないものに対しては無頓着になりがちです。暦年齢が5歳上がる間に精神年齢が10歳分も老け込んでしまっても、自分ではなかなかそうと気づかないかもしれない。

 しかし、あなたが人を率いる立場にあるならそれではいけません。なぜなら、精神年齢の若さを保つことは、リーダーの大切な資質である「情熱」を保つことと密接に関係しているからです(「情熱」の大切さについては【第10話】情熱の火を燃やせ!を参照)。

 では、精神年齢をいつまでも若く保つために私たちは何を考え、何を行ったらよいのでしょうか? そもそも、精神を若く保つための妙薬などあるのでしょうか? 私は、「妙薬はある!」と信じています。そこで以降では、4つの“カキ”をキーワードにもう少し詳しくお話ししていきましょう。

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