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口ベタだからこそ原稿は見ません

プレゼンで「自分をよく見せよう」と思ってはダメ

2010年1月20日(水)

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質問

僕は口ベタです。会社のプレゼンでは、原稿を用意しても、話し始めると棒読みになってしまいます。アドリブも下手で、質問されると頭が真っ白になってしまうときも…。どうしたら髙田社長のようにうまく話せるようになりますか。

(27歳、男性、企画)

 その答えはズバリ、緊張しないことです。ほどよい緊張は大事ですが、緊張しすぎて何を話しているのか分からなくなるようではその緊張はマイナスに働きます。緊張しないだけで、プレゼンの際には相手に想いが伝わります。それに、アドリブだって自然に出るようになりますよ。

 どうすれば緊張しないか? 一番大事なのは、話をするときに「上手に話そうと思わないこと」です。

 私だって「平戸弁のなまりを笑われやしないか」とか、「商品の紹介につい力が入って、声が裏返ったら恥ずかしい」とか、余計なことを考えてしまえば必ず緊張します。だから、私はそんなこと全然考えません! テレビショッピングの番組で商品を紹介している私の姿を見ればお分かりいただける部分があるかと思いますが、とにかく商品のよさを伝えたいという一心に集中します。

「よどみなく話せること」と「相手に伝わる」ことは同じではない

 よく誤解されるのですが、実は私、話をすること自体は決して上手ではありません。自分ではむしろ口ベタだとさえ思っています。番組で商品を紹介している自分をVTRで見ても、うまく話せたと思ったことはありません。口ベタで人見知り。取材などを受けるときも「社長、テレビに出ているときと全然違いますね」ってよく言われます。

 でも、それで構わないんです。私の仕事は、アナウンサーの方のようによどみなくしゃべることではなくて、お客様に自分の気持ちを届けることなんですから。言葉に詰まったり、テンションが高くなったりするのは自然なことではないかと思います。質問を下さった方もそうではありませんか? 立て板に水のごとくプレゼンできなくても、上司や同僚の皆さんに言いたいことが伝われば、それで十分なのではないでしょうか。

 だから、もし、これから話そうとするとき、緊張している自分に気が付いたら、「そうか。俺は今、『うまく話そう』『自分をよく見せよう』と思っているんだな。言いたいことを相手に伝えることが一番の目的なんだから、そんなに格好つける必要はないだろう」って自分に話しかけてみてください。それだけで緊張はかなり取れるはずです。

 話すときに緊張しないための2つめのアドバイスは、「自分の言葉を使うこと」です。使い慣れていない言葉を使うと、たいていの場合、言いたいことも伝わりません。

コメント2件コメント/レビュー

高田社長は、その日紹介する全商品の特徴・売値・限定数を間違えずに生放送で話しています。きっと、事前に練習(リハーサル)をたくさんしているのでしょう。 ◆私も緊張しない方です。私のコツは2つあります。 (1)1つは高田社長のおっしゃるとおり、こちらの伝えたい気持ちで(原稿なしで)話すこと。 (2)もう1つは、練習(シミュレーション)を十分にすることです。 ◆練習を十分にすれば、本番に自信を持って臨めるので、アガることはありません。また、練習を十分にすれば、話すことが整理されて頭に入るので、原稿も必要ありません。(迷亭寒月)(2010/01/20)

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高田社長は、その日紹介する全商品の特徴・売値・限定数を間違えずに生放送で話しています。きっと、事前に練習(リハーサル)をたくさんしているのでしょう。 ◆私も緊張しない方です。私のコツは2つあります。 (1)1つは高田社長のおっしゃるとおり、こちらの伝えたい気持ちで(原稿なしで)話すこと。 (2)もう1つは、練習(シミュレーション)を十分にすることです。 ◆練習を十分にすれば、本番に自信を持って臨めるので、アガることはありません。また、練習を十分にすれば、話すことが整理されて頭に入るので、原稿も必要ありません。(迷亭寒月)(2010/01/20)

ジャパネットたかたは私が勤める会社の重要顧客でもあるのですが、ビジネス抜きで個人的にも、高田社長のプレゼンや新聞の折り込みチラシをいつも楽しく拝見しております。まだ2回目ですが、今回の企画で読者の悩みにも真摯に誠実にお答えになる姿にたいへん感銘しました。私もプレゼンのとき、うまく話そうとしてかえって緊張して失敗するタイプなのですが、高田社長の素朴な回答に勇気づけられました。高田社長とジャパネットたかたのご活躍を祈念します。(2010/01/20)

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夢の実現にあたっては強く「念ずる」。そうした心構えを支えにビジネスの世界の荒波を渡ってきました。

後藤 忠治 セントラルスポーツ会長