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第2回 「どんな仕事にもやりがいは見つかる」は本当か?

年間100万件のカイゼン提案はトヨタ社員の「やりがい」

  • 武田 斉紀

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2010年1月25日(月)

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たくさんのご意見をいただいて感じたこと

 先週から始まった新シリーズ「よく生きるために働く」の「第1回 子どもに『大人はなぜ働くの?』と聞かれたら」に、実に多くのアンケート回答とコメントをいただいた(本当にありがとうございます)。

 コメントを拝見して私が最も強く感じたのは、「誰もが働くことに真剣なのだ」ということ。このコラムシリーズを通して、みなさんと一緒に「働くことの意味を考えていきたい」。改めてそう思った。

 以下コメントのいくつかをご紹介しながら、補足させていただきたい。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

(1)「生活のため、生きるためにお金は必要。働く第一の目的はそこにある」というご意見

生きがいや社会貢献だけでは職業選択できない、生活のために収入第一となるのもやむを得ないでしょう。

○私もそう思っているし、前回そう書いたつもりだ。人は一人でできることは限られている。だから分担して働くことで対価(お金)を得て、自分が生み出せないものを他人から買って生活できる、生きていける。

(2)「仕事はお金のため、生きるためだが、せっかくだからやりがいも感じたい」というご意見

生きる為にする仕事でも同じするなら楽しく仕事をしたい。農作業では四季折々の自然を楽しみながら、また収量を増やす工夫やおいしく作る為の工夫等をして仕事に楽しみを見つけ出したい。

私自身は、仕事もしっかりやっているときほど、自分が輝いている。そんな気がします。

社会に出て、「自分の仕事を通じて社会に貢献する」ことを第一義にして働いてきました。現在は無職、働けない者から見れば、働ける人達はそれだけで幸せに感じてしまいます。

自営業の飲食店を経営していますが、とても厳しい状況です。こんな事なら時給をもらってよそで働いた方が楽とも思ったこともありますが、好きなことが出来るではないかと。落ち込むことなく、前向きに、今できることに熱中したいなと考えています。

○「農作業では四季を楽しみ・・・工夫等」というご意見にははっとさせられた。それは農業ならではのやりがいだろう。そして働けることはそれだけでも幸せなのかもしれない。「生活のため、生きるためだけに働くだけのでは、一度きりしかない人生がもったいなさすぎないか」。前回のコラムで私はそう書いたが、多くの方から共感をいただいた。

『よく生きるために働く』ヒントを探し求めて

 一方で次のようなご意見が気になった。

(3)「生活のためかやりがいかと言われたら、生活のためを優先せざるを得ない」というご意見

自分にとっては「お金のため」も「生きがいのため」もどちらも大切です。バランスの取れた働き方ができれば嬉しい。

○生活とやりがいを天秤にかける必要はない。生活のために、生きるためにやっている仕事の中にやりがいが見つけられればいいのだ。

(4)「やりがいのある仕事などごく一部、限られている」というご意見

「働くこと=生きがい」の図式は、とても危険だと思います。現代においては、そのようなやりがいのある仕事はごく一部と言っても差し支えないのではないでしょうか。

○「今の仕事にやりがいなどない。自分は生活のためと割り切っている、放っておいてほしい」という人もいるだろう。ただ私はもったいないと思う。「どんな仕事にもやりがいは見つかる」と信じるからだ。そうして「やりがい」の中に、「生きがい」さえも見つかるかもしれない、そう信じている。一例が前回ご紹介した上勝町の葉っぱビジネスだ。

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 このコラムで私は、「生活のためだけ、生きるためだけに働くのは、あなたの人生にとってもったいないですよ」と、おせっかいながら言い続けていく。言いっ放しにはせず、どうすれば生活のために働きながら、『よく生きるために働く』ことができるかのヒントをご提案していきたい。

コメント30件コメント/レビュー

「どんな仕事にもやりがいは見つかる」は本当かにそろそろ答えたい。私の答えはイエスだ。と言うところを言い換えたい。「誰でも仕事にやりがいは見つかる」は本当か。私の答えはNOです。「どんな仕事にもやりがいを見つけられる」人はいるだろう。しかし「これが天職だ」と言う人でそれ以外はだめな人もいるだろうし、まだその天職に出会えていない人には一生やりがいのある仕事に出会えずに終る人もいる、と思う。(2010/02/12)

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いただいたコメント

「どんな仕事にもやりがいは見つかる」は本当かにそろそろ答えたい。私の答えはイエスだ。と言うところを言い換えたい。「誰でも仕事にやりがいは見つかる」は本当か。私の答えはNOです。「どんな仕事にもやりがいを見つけられる」人はいるだろう。しかし「これが天職だ」と言う人でそれ以外はだめな人もいるだろうし、まだその天職に出会えていない人には一生やりがいのある仕事に出会えずに終る人もいる、と思う。(2010/02/12)

「税金に払いがいを求める」みたいな違和感はあります。わたしのセカンドジョブの時間中は、ただひたすら「就業時刻はまだか」と思っています。と言うか、それを思う暇さえないぐらい目の前のジョブをこなすことでせいいっぱいです。ただ、多少でも「考えながら仕事を進められるユトリ」があったら、そのように成るかもしれません。(2010/01/29)

やりがい、ってのはけっきょくのところ収入が安定してるからこそ湧いてくるものでしょうね。収入が不安定であれば、こういったことを論じるのは無理がある。 誰も彼もが「仕事でカネを得る」ことが当たり前のように感じていた「終身雇用・年功序列」時代のコトバ遊びだと思います。 これからは仕事があること、それで金を稼げること自体に意義がある時代になるでしょう。 ノスタルジックに「やりがい」を語るのもけっこうですが、もはやそんなものなどどうでもいい「日々の生活」に不安を覚えてる人が、こと若年層において多数を占めつつあるという事実を忘れてはいけないと思います。 非正規雇用が4割を超えた若年層に、一律に「やりがい」を訴えるのは、正義なんでしょうかね?(2010/01/28)

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