「ジャパネットたかた 高田明の「みなさんの相談に乗りましょう」」

「うまくいっているアイツ」に嫉妬しても疲れるだけで何も生み出しません

他の人より上を目指すより“昨日の自分”をライバルに

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2010年1月27日(水)

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質問

自分と他人を比べてしまいます。仕事がうまくいっている友人を見てうらやんだり、自分はこのままでいいのかと落ち込んだり…。その度に自己嫌悪に陥ります。

(33歳、男性、販売)

 正論を言いますと、これはもう、日ごろから「他人と自分を比べないようにする癖」をつけるしかありません。仕事であれプライベートであれ、いつも「ほかの人に勝ったか負けたか」ばかり意識していると楽しくないですし、上を見ても下を見てもキリはありません。自分は自分、他人は他人です。

 ジャパネットたかたもみなさんに名前を知っていただけるようになってからは、ほかの通販会社や家電量販店などと比較されることが増えました。経営するうえで、経済状況や周囲の情報を勉強しておくことは必要です。でも、私も社員も、ほかの会社におかしな競争心を燃やしたり、他社との比較で会社の戦略を考えたりすることはほとんどありません。

 「他社がこうしているから、うちはこうしよう、ああしよう」ではなく、「お客様に満足いただくために、こんなことをしよう、あんなことをしよう」と考えます。それに勝ち負けばかりでは仕事が面白くありませんし、息も詰まってしまいますから。

女房曰く「優越感も劣等感もない人」

 ただ、そうは言っても、「どうしても周りの人と自分を比べて嫉妬したりうらやんだりしてしまう」「他人が気になる」という質問者の方の気持ちもよく分かります。

 僕自身は、両親のおかげもあってか、昔から、人をうらやんだり、嫉妬したりっていうことがあまりありませんでした。別に私が恵まれていたわけではないですよ。大学受験のときは第一志望の学校に受からなかったし、若いころ「努力したのに結果が出なかったこと」は山ほどあります。でも、いつも「自分なりに努力したから仕方がない。次から頑張ろう」とあっけらかんとしていました。

 そんな自分の性格が少数派だということを知ったのは、結婚して、女房から「あなたは他人に対して劣等感も優越感もない珍しい人ね」と言われた時でした。

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著者プロフィール

髙田 明(たかた・あきら)

高田 明1948年長崎県生まれ。大阪経済大学経済学部卒業後、機械メーカーを経て、父親が経営するカメラ店へ。86年に独立して「たかた」を設立。90年のラジオショッピングから通信販売に乗り出す。94年、テレビショッピングにも進出し、業績を伸ばす。99年、現社名に変更。



このコラムについて

ジャパネットたかた 高田明の「みなさんの相談に乗りましょう」

毎朝、テレビショッピング番組で商品を紹介しながら、多くの視聴者に元気を届けているジャパネットたかた・髙田明社長が悩める方々の質問・相談に答えます。自身の実体験に基づく回答は説得力抜群。髙田社長がわずか20年で小さなカメラ店から売上高1300億円を超える企業、ジャパネットたかたへと成長させた秘訣が分かるかもしれません。

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