質問
私には幼いころから夢見ていた仕事があります。いつかチャレンジしたいと思いつつ、気づけばもう30代半ば…。夢をあきらめるしかないのでしょうか。
(35歳、女性、営業事務)
人生、何を始めるにも「遅い」などということはありませんよ。30代半ばなんて、まだまだ若い。私なんて、父の経営する「カメラのたかた」から独立して自分の会社をつくったのは37歳になってからですし、テレビショッピングを始めたときはすでに45歳でした。
大学を卒業した後、機械メーカーに一度就職しましたから、父のカメラ店で働くようになったのも遅かったですよ。25、26歳のころから、父や兄弟が長崎県の平戸という島で営んでいた店の手伝いをするようになりました。
30代からの挑戦でも十分間に合う
これがやり始めたらおもしろくて。写真の現像サービスやカメラの販売だけでなく、カメラ店がやれることなら、どんな仕事でもやりました。スリランカへの団体旅行に写真撮影のために同行したこともありましたし、雲仙など近隣のホテル宴会場での撮影は10数年、40歳になるくらいまでやっていましたよ。
ですから「35歳から挑戦する」なんて、私に言わせれば早いぐらい。まだまだチャンスはあるし、いくらでもこれから先の人生が開けてきます。

私が若い方々を見ていて思うのは、「自分がまだまだ十分な時間を持っている」という事実にあまり気づいていないということです。質問を下さった方のように、どういうわけか、まだ若いのに、「もう手遅れ」と自分で思い込んでいる方が案外と多い。
でも、みなさん、自分の人生があと何年あるか数えてみてください。30代の方ならあと40、50年はあるでしょう。何かを成し遂げるには十分な時間じゃないですか。私などは還暦を過ぎていますが、夢を持ってチャレンジしています。
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1948年長崎県生まれ。大阪経済大学経済学部卒業後、機械メーカーを経て、父親が経営するカメラ店へ。86年に独立して「たかた」を設立。90年のラジオショッピングから通信販売に乗り出す。94年、テレビショッピングにも進出し、業績を伸ばす。99年、現社名に変更。







