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2:国債を買ってもらえる国になれ

国の借金は膨らむばかり、円とドルは一蓮托生に

  • 伊藤 暢人,山崎 良兵

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2010年3月17日(水)

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 この日本をどう立て直せばいいのか。再び輝ける国にできるのか。2回目は、冬季オリンピックで金メダルが取れなかったことに触れつつ、「世界で存在感を示す」ために必要なことを聞いた。


(聞き手は山崎 良兵、伊藤 暢人=日経ビジネス)

前回から読む。略歴などもこちらに)

 ―― 日本はどうやって世界で存在感を示すべきなのでしょうか。

「世界で日本の存在感が薄れていく中で、日本の政府や企業が萎縮してしまっていることに強い危機感がある」と言う(撮影:岩崎稔、以下同)
画像のクリックで拡大表示

 丹羽 日本を「世界の楽市楽座」にすればいいのです。安心安全な社会は日本の特徴ですが、こうした社会には人が集まってきます。旅行者が増えれば、当然日本と貿易したり、日本で働いたりしようという人だって増えてくる。その入り口の敷居も今の日本は高いのです。

 高い教育を受ければ、人間は知性的となり、自律の精神で自己を抑制できるケースが多くなります。そういう社会を21世紀にもう1度作らなければならない。

 ―― 通貨が国の魅力を表す1つの指標だとすれば、円は世界から評価されつづけるのでしょうか。

 日本の国債は暴落寸前という人もいる。万が一そういう事態になれば、円相場もどうなるか分からない。日本の政治の不透明感と膨らむ国の借金に嫌気して、国債の引き受け手がいなくなるかもしれない。

これから5年も待てない

 米国でも国債の売れ残り懸念が強まっており、ドルも暴落するかもしれない。そうなれば、円はドルに引きずられて暴落する危険性がある。両方の通貨を比べれば、基軸通貨ではない円のほうが弱い。各国が基軸通貨のドルだけを支えようとするというシナリオも考えられる。

 円の危機を回避するには、日本は国の借金をどうするのかを考えなければならない。これから5年も待てない。できるだけ早く手を打たないと。

 かつてのアジア危機のように、投機筋が売りをしかけてくるかもしれないからだ。政権に危機意識がなく経済的な知識に乏しいことが、今の日本経済にとっては大変なリスクとなっている。

 日本は大きく舵を切る必要がある。日本はどういう社会を目指すべきなのだろうか。それは、海外から資金が持ち込まれ、国債を買ってもらえる国だ。

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