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3:日本人は声を上げよ!怒れ!

腐ったリンゴはタネからまき直さなければならない

  • 伊藤 暢人,山崎 良兵

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2010年3月18日(木)

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 この日本をどう立て直せばいいのか。再び輝ける国にできるのか。3回目は、近未来予想とその分析、そしてリーダーが取るべき態度について聞いた。


(聞き手は山崎 良兵、伊藤 暢人=日経ビジネス)

第1回から読む。略歴などもこちらに)

 ―― なぜ日本の状況はここまで悪くなったのでしょうか。

「リーダーが自己保身に走ってはダメだ。将来の危機をいま明らかにし、自らが踏み出していく勇気を持ってほしい」と熱弁をふるう(撮影:岩崎稔、以下同)
画像のクリックで拡大表示

 丹羽 やっと一部の国民が危機感を持ち始めたところだ。しかし、ここまで症状が進むと少し遅すぎたかもしれない。まして、全員に危機感を強いるのは難しい。

 まず、少なくともリーダーが国全体を考えて行動するべき。知識や知能はあるだろうが、リーダーとしての自覚を持てるだろうか。

 実際に問題が表面化するのが4~5年後だとすると、自分の身には被害がないわけだから黙っておけばいいと思う人が出てくるかもしれない。将来どうなるのかを、真正面から見つめる勇気を持ってほしい。それはリーダーが持つべき勇気だ。

 まさに、トップの決断が問われている。国であれば首相が、企業であれば社長が見直せと号令をかけるべきだ。臭いものにふたをし、できるだけものを言わない。そんな人間が増えている。どうしてものを言わないのか。自己保身ではないのか。

危機が襲ったら国民は逃げ出してしまう

 ―― では、どこから改めればいいのでしょうか。もはや満身創痍に近いのかもしれません。

 まず、各自が自分のできることに取り組むしかない。危機を自覚した人間はどんどん声を出してほしい。2010年度はもっと日本の状況は激しくなるだろう。2011年度の国家予算を組む頃には、国内の危機感は高まっているかもしれない。

 だったら今、もっと声を出そう。日本人は怒りを忘れてしまった。かつて学生運動では授業料値上げに対してでも国民は怒ったはずだ。

 10年前と比べると、米国へ留学する日本人は大幅に減っている。マイナス40%という。インド、中国、韓国は増えているというのに。日本人は隣近所ばかりを見て海外に目を向けていない。両親がある程度資金をもっているので、若者も安穏としている。

 海外の投資家は懸命なので、もう日本の国債に手を出そうとしないのではないか。日本の銀行だっていざとなれば国債は買わないだろう。国債が余ったらどうするのか。ギリギリになってからでは手の打ちようがない。

古い政治家はみんな引退した方がいい

 このまま急に危機が襲ったら国民は逃げ出してしまう。自分の財産を守るために海外に投資し始めると、国内はもっと悪くなる。資金も個人も流出するという悪循環に陥ってしまうかもしれない。

 ―― 高齢化も日本にとっては悪材料です。

 政治家に言っているのは、「古い政治家はみんな引退した方がいい」ということ。新政権が生まれても、今までと同じようなことしかできないから。考え方を抜本的に変えなければならないはずなのだが。

コメント23件コメント/レビュー

現状の長期金利(10年物国債)は世界最低水準の1.3%程度なのになぜ国債の危機を煽るのか良く分かりません。その辺に関してはもう少し丁寧に説明すべきだと思います。本当に危機ならば国債の発行残高以外の数字何らかの兆候が出るはずなのでそれを指摘すべきでしょう。(2010/03/22)

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いただいたコメント

現状の長期金利(10年物国債)は世界最低水準の1.3%程度なのになぜ国債の危機を煽るのか良く分かりません。その辺に関してはもう少し丁寧に説明すべきだと思います。本当に危機ならば国債の発行残高以外の数字何らかの兆候が出るはずなのでそれを指摘すべきでしょう。(2010/03/22)

日本は、輸出を行いエネルギーそして食料を輸入せざるを得ない国なのでそのためにも英語をちゃんと必須第二外国語として取得させるような教育を行うべきだろう。さらに国際競争に打ち勝ちたいならば、さらに中国語をマスターしないといけないだろう。人材に国境はなくなっているのでサポートセンターとかいった組織が中国北部へと動いていっても全く不思議ではないからだ。そこには、英語、日本語そして中国語が出来る若者がいるのである。もっともっと日本の若者は、技術や言語などの競争力を身につけると共に海外でどんどんやっていけるような力をつけなければならない。そこまでがつがつやらなくても、と言っていると日本からどんどん仕事がなくなるだけなのだ。(2010/03/22)

スクラップアンドビルド! 悪いとは思わないが時代遅れなmade in japanの代名詞みたいな従来の発想がさみしい。おじさんですが、持続可能な社会を目指すこれからの若者には参考にはならない。(2010/03/20)

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