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第2話/「就活ネットのバカヤロー!」

2010年4月12日(月)

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 3月中旬、学生たちの就職活動真っ盛りの、ある日のことです。夜中の1時を過ぎた頃、その事件は起きました。

 就活生の約9割が使っているというクチコミ就職サイト「みんなの就職活動日記」。略して、「みん就」にある某大手メーカーのページ上で、就活生たちが怒りの声を荒げたのです。

 某メーカーが採用面接の結果通知を約束の日までに送らず、連絡が来た(しかもメールで)のが翌日の午前1時になってしまったのです。就活生たちは、約束を守らず、しかも「非常識な時間帯」に送って来るとはどういうこと?とおかんむりです。

 例えば、約束の日が明けた直後には、こんな書き込みがありました。

「就活生はダメで、社会人だといいのですか?」

 「結果が遅れてすいません、本日中には送ります、とメールが来ましたが、もうその本日が終わってしまいました。この企業からは、やる気がまるで感じられませんね...」

 この書き込みの1時間後。その企業の採用担当から連絡が来た学生が、報告を兼ねて書き込みます。

 「連絡来ました。夜中の1時に通知するってちょっとどうなん...って思います(^-^; しかもお祈りされました(注:『今後のご健闘をお祈り申しあげます』といった言葉で締めくくられた、不採用通知メールが届くこと); あ~かなしい」

 気持ちを同じくする就活生が、上記の書き込みにレスポンスします。

 「新卒を採用する気があるんでしょうか? かなり扱いがひどいと感じています。経営統合で新卒はいらないという雰囲気にしか、私には感じられません」

 エトセトラ、エトセトラ...。採用担当から送られてきた「お祈りメール」には誤字も含まれていたらしく、さらに怒りはヒートアップ。新たな参加者も続々と加わり、掲示板は炎上寸前です。

就活サイトには、企業の対応に息巻く就活生たちのコメントが続々と…企業にとっても油断できない存在である
画像のクリックで拡大表示

 まあまあ、そんなに怒らなくても。採用担当の人たちだって、このご時世だからこそ、いい人を選別するには時間がかかるし、他の仕事もあって忙しいのよ――。

 うっかりそんな風に思ったワタシの心の内を見透かされたのか、こんなコメントもありました。

コメント42件コメント/レビュー

2001年に就職活動をやってました。起業家・経営者・フリーランス等々の人にとっては、「仕事もってくる奴が一等偉い」です。就職活動をする人は、サラリーマンとして「仕事探し」に時間を使わずに済む身分になりたい訳ですよね?その身分を与えてくれる人は、あなたにとってお客様です。あなたという商品を大変な高額で購入してくれる大変ありがたい上得意様です。サラリーマンをやっていると、理不尽な要求をするお客様は幾らでもいます。そのたびに怒ってたら仕事になりませんよ・・・企業側から考えると、そのくらいでキレる人よりもっと気の長い人を採用したいですよね。(2010/04/16)

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「第2話/「就活ネットのバカヤロー!」」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

2001年に就職活動をやってました。起業家・経営者・フリーランス等々の人にとっては、「仕事もってくる奴が一等偉い」です。就職活動をする人は、サラリーマンとして「仕事探し」に時間を使わずに済む身分になりたい訳ですよね?その身分を与えてくれる人は、あなたにとってお客様です。あなたという商品を大変な高額で購入してくれる大変ありがたい上得意様です。サラリーマンをやっていると、理不尽な要求をするお客様は幾らでもいます。そのたびに怒ってたら仕事になりませんよ・・・企業側から考えると、そのくらいでキレる人よりもっと気の長い人を採用したいですよね。(2010/04/16)

身に降りかかる問題が解決困難だと即社会問題にしようとする昨今の風潮はいかがなものかと思います。自分に都合の良い仕組みが社会に存在して当然と考える「あまえ」こそがそもそも不採用の原因なのでは。経済環境に採用がある程度は左右されることは事実ではありますが「現行の制度であっても有名企業は必要な人数を確保できるし、どんなに就職難であっても採用される人は採用される」という事実もまた直視すべきです。不採用となった会社をバカにする行為がそのバカな会社にも受からなかった自身のレベルを貶めていることに気がつかないのであれば、その迂闊さも採用を敬遠される原因と推察します。否応無くトップダウンで判断が下される社会にいるはずの社会人が中途半端に学生に迎合する姿勢には不快感を覚えます。それは学生たちにも失礼だ。(2010/04/15)

>うーん、至極ごもっとも!>(老婆心ながら)かなり心配になりました。こういうコラムを書いているくらいだし、自分も就職活動に苦労したと随所に披露されていることからみて、「わたしはあなたたちの味方、理解ある社会人なのよー(笑)」という感じですね。読んでいてイラっときます。(笑)書いているあなたも書き込んでいるわたしも、そういう意味では学生さんを苦しめている社会人の一人に過ぎないのですよ。彼らからみれば職にありつけた成功者の一人に過ぎないでしょう。就職できた人か出来なかった人か、彼らからみれば人間にはこの2種類しかない。他方企業人の立場から見れば、有体に申し上げてどの学生さんも区別するほどの違いを持っているようには見えない。個人のせい、社会のせい、教育のせい、親のせい、何でも構いませんが結果として彼らは量産型学生になってしまった。だからみんなで一斉に同調行動を取り、記事にあるような殺到現象も起きる。だからわざわざ選別する必要もないのかもしれませんよ?先着順で取ればよろしいのです。実際そうやっていて、業績を伸ばしている会社もありますよ。企業人だって大差ない量産型サラリーマンな訳ですから、学生さんを選抜しようなんてのがそもそもおこがましいのではないでしょうか。(2010/04/15)

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長