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第13回【後編】変化の時代を生き抜くための「5つのスキル」

あなたはこのラストチャンスを逃してはいけない

  • 武田 斉紀

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2010年4月12日(月)

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景気後退で手に入れた、せっかくのチャンスを失おうとしている

 一進一退だった株価が、回復の兆しを見せている。多くの中小企業にとってはまだ実感は薄いが、大手企業を中心に景気回復の足音がようやく確かに響き始めてきた。

 4月8日に内閣府が発表した景気ウォッチャー調査によれば、景気の現状判断指数は4カ月連続で改善、先行き判断指数は前月比2.2ポイント上昇したという。有効求人倍率も、ようやく微増ながら回復基調に入った。3月30日の厚生労働省の発表によれば、2月の有効求人倍率(季節調整値)は2009年4月(0.46倍)の水準に回復。全国の地方都市からも、求人倍率微増のニュースが届いている。

 日本中が待ちに待った景気回復。次第に雇用も安定してくるだろう。リストラの恐怖にさらされながらも、なんとか踏ん張ってきた人たちにとっては、平和の鐘のようにも聞こえる。しかし、本当にそうだろうか。

 バブル崩壊から復活したころの新卒採用市場を思い出していただきたい。求人倍率はバブル以前のレベルに回復してきたものの、中身はまったく別物だった。バブル以前は、まだ安定成長期にあって、人材は大いに歓迎されていたが、バブル後は二極化が鮮明になっていたのだ。企業はほしい人材でなければあえて採用しないという方針を貫いた。目標とする採用人数を確保できなくてもだ。

 学生は、内定を“たくさんもつ者”と、“もたざる者”に二分された。“たくさんもつ者”は、一部の大学出身の、元気で勢いのある人たちだった。それ以外の学生は、一つの内定を得るためにシーズンの最後まで悪戦苦闘したはずだ。

 リーマンショック後の現在はどうか。バブル後以上に現実は厳しいと私は見ている。国内景気は、明日どうなるともしれない世界情勢に翻弄されている。かつてようやく手に入れた内定は、今後もどうなるかわからないと思った方がいい。

 景気回復の足音を聞いて、「これで難しい顔をしながら『よく生きるために働く』コラムを読まなくてもよくなった」と思った方には、あえて申し上げたい。「あなたの雇用環境は改善などしていない、今後はもっと競争が激しくなりますよ」と。あなたのシートを争う相手は、国内だけでなくアジアをはじめとする海外にまで広がっている。

 リーマンショックがもたらした負の側面は誰もが知るところだが、正の側面も忘れてはならない。私たちは自分のキャリアや、今後の働き方を真剣に考えるチャンスを得た。喉元過ぎて、このチャンスを放棄してはもったいない。

『独自性』、『課題整理力』に続く3つのスキル

 リクルート ワークス研究所の主任研究員の方に先日お会いした(次回で対談記事を予定している)。同研究所は“日本企業の人事部”と呼ばれてきたリクルート社にあって、「人と組織」にフォーカスした研究を行うシンクタンクだ。

 その方から、このシリーズコラムを進めていく上でたくさんの示唆をいただいた。たとえば、「結局、医者など特殊な技能や資格を必要とする仕事を除けば、どの仕事にも必要なスキルはほぼ共通している」という見解で、互いに一致した。

 前回から「変化の時代を生き抜くための『5つのスキル』」についてご紹介しているが、これは今申し上げた“どの仕事にも共通するスキル”の21世紀版だと思っていただければいい。「5つのスキル」は、私が人事やキャリアコンサルティングを通して1万人以上の方にお会いしてきた中で、数年前に独自にまとめたものだ。

 すでにご紹介した、第1のスキル『独自性』、第2のスキル『課題整理力』に続いて、今回は次のページから残りの3つをご紹介していこう。

* * * * * * * * * * * * * *

 今回のコラムシリーズ「武田斉紀の『よく生きるために働く』」で、これまでに取り上げてきたテーマを以下にご紹介します。

 雇われて働く社員の方、個人としての生き方を模索している方には、今後の生き方を考えるための視点として、また経営者や管理層の方には、会社を運営していくうえで、社員が生き生きと働くための、また業績向上のためのヒントとしてご活用ください。

【これまで取り上げたテーマ】

第1回 子どもに「大人はなぜ働くの?」と聞かれたら

第2回 「どんな仕事にもやりがいは見つかる」は本当か?

第3回 仕事の「やりがい」と「生きがい」は別?

第4回 仕事の「誇り」の見つけ方

第5回 「あなたの替わりならいくらでもいる」

第6回 明日クビになったらどうします?

第7回 【続編】明日クビになったらどうします?

第8回 あなたはオンリーワンの自分に気づいていない

第9回 あなたのキャリアをA×B=スペシャルCに変える

第10回 【後編】あなたのキャリアをA×B=スペシャルCに変える

第11回 「私の履歴書には専門性がありません!」

第12回 変化の時代を生き抜くための「5つのスキル」

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