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最終話/「ニコちゃんマークでビクトリー!」

2010年4月15日(木)

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 取材の合間に立ち寄ったカフェで、隣に座ったリクルートスーツ姿の男子学生がA5版のノートを眺めていました。と、そこに彼の携帯電話が鳴ります。

 「あ、もしもし...あ、ハイ、ありがとうございます。いや実は先ほど、他の会社さんからも内定をいただきまして...あの、(クレジット会社大手)と▲▲(中堅金融)なんですけど...あ、すみません。では、失礼します」

 頭を下げながら電話を切った彼。おもむろにカバンの中から取り出したのは、ニコちゃんマークのシールがたくさん並んだシートです。その中から一つを剥がし、ビッシリと文字が書かれた大学ノートの一番上の欄、内定をもらった企業名の横にペタリと貼りました。

 このご時世でも、優秀な学生は企業間で取り合いになるものなんですね。普通のオトコノコに見えるその学生を、横目でチラチラ見るワタシ。一体、なかなか内定をもらえない就活生と何が違うのかしら(一見しただけでは、いまいちピンと来ない)。

「みんな、分かっていないなあ」

 4月も半ばに入り、来年4月入社を目指す学生たちの就活もいよいよ佳境を迎えつつあります。「内定、もらいました」という報告と同時に「複数の企業さんから内定をもらって。どっちを選ぶべきか、迷っています」。そんな羨ましい悩みも聞かれるようになりました。

 一方、企業の方々にとっては「内定を出した学生が果たして当社に入社してくれるのだろうか」と、気が気ではない時期かもしれません。

 就職氷河期ゆえの、一極集中型採用。この状況は2011年度も続きそうな気配です。

 そうした中、優秀な人材を育成し、採用するにはどうしたらいいのでしょうか。最終回の今日は、就活のプロとして知られる楽天「みんなの就職事業」事業長の矢下茂雄さんに、企業、教育、家庭が取り組むべき課題について語っていただくことにします。

コメント10件コメント/レビュー

ほとんどの読者は、この程度の内容のことは既に知っていることであろう。現在の就活事情を通して、新卒一括採用という日本の雇用慣行、人材の流動性が起きにくい労働市場、OJT中心の育成制度などの社会構造上の問題を掘り下げて欲しかった。採用のミスマッチが起きる大きな原因として、若者が将来不安を抱える中、少しでも「有利」な職場を求めることが挙げられるのではないか。「有利」な職場とは構成員の幸せを願う共同体化した組織のことであり、現在の若者は共同体化した職場に群がっているのだ。逆に採用側は、外的目標を達成するための機能体組織の構成員を求める傾向が強くなり、そこに採用のミスマッチが起きるのである。私が採用責任者であったならば、「何をしてきたか?、何ができるか?」などを問わず、「何を感じるか?」に基準を置きたい。例えば「当社の抱える問題点は何だと思いますか?」「就職活動を通して感じた、社会もしくは企業の良くない点について教えてください」などを問うてみたい。(2010/04/18)

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「最終話/「ニコちゃんマークでビクトリー!」」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ほとんどの読者は、この程度の内容のことは既に知っていることであろう。現在の就活事情を通して、新卒一括採用という日本の雇用慣行、人材の流動性が起きにくい労働市場、OJT中心の育成制度などの社会構造上の問題を掘り下げて欲しかった。採用のミスマッチが起きる大きな原因として、若者が将来不安を抱える中、少しでも「有利」な職場を求めることが挙げられるのではないか。「有利」な職場とは構成員の幸せを願う共同体化した組織のことであり、現在の若者は共同体化した職場に群がっているのだ。逆に採用側は、外的目標を達成するための機能体組織の構成員を求める傾向が強くなり、そこに採用のミスマッチが起きるのである。私が採用責任者であったならば、「何をしてきたか?、何ができるか?」などを問わず、「何を感じるか?」に基準を置きたい。例えば「当社の抱える問題点は何だと思いますか?」「就職活動を通して感じた、社会もしくは企業の良くない点について教えてください」などを問うてみたい。(2010/04/18)

25年前、就活することがカッコ悪い学校にいたので、人生で就活をしたことが無く大きなことはいえませんが、おかげで早くから低空飛行の自営業者です。本当に、日本はお金の話が出来ません。就活する人も、「あなたは自分をいくらで買うのか」と言ってみたらいいのに。相手の核心が結構見えますよ。たいていの企業窓口人は、「ここでお金の話をするなんて、下品なやつ。」と言う顔をします。しかし、こちらは一人でも経営者です。「金の話の出来ない奴は信用ならん。」ってわけですわ。ここでのコメントにはふさわしくないかもしれませんが個人事業主にとっては、ある意味毎日が就活です。がんばれ、学生。(2010/04/17)

この記事をすべて通して読みました。私は記事の内容は社会の混沌とした「就活」の部分の問題提起として受けとめました。結論はどうかという記事ではないと思います。辛口のコメントが多いですがいろいろなことをこうして「名前を出して」問題提起することはとても勇気のいることだと思います。今のネット社会はどうしても匿名性のなかで言いたいことを発言することが当たり前だという風潮になっていますが、本当にその方々は自分の名前を出して自分の意見を堂々と記事として発表できるだけの勇気をおもちでしょうか。記者は記事を書くことが仕事ではありますし、このような意見も記者の成長には一役買っているかもしれませんが、よりよい方向に社会が進んでいくようにと「名前を出して」発言している人たちにはこれからもその立場だからこそ声なき声を拾い上げて行く努力を続けていって欲しいと思います。これからも頑張ってください。(2010/04/16)

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