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episode:51
「たくさん金を使える小さい会社があれば、それは最強のビジネスプレイヤーになれる」

  • 阿川 大樹

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2010年4月20日(火)

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前回までのあらすじ

老舗 大日本鉄鋼の3人だけの部署、第三企画室は新会社オルタナティブ・ゼロとして独立した。旭山隆児(あさひやまりゅうじ)は社長、風間麻美(かざまあさみ)は第三企画室室長、楠原弘毅(くすはらこうき)は次長だ。風間のプロジェクトは、オートバイの整備をするガレージ村。バッテリーのメンテナンス講習会の準備は順調に進んでいた。

【登場人物の紹介はepisode:zeroをどうぞ】

 ガレージ村はいよいよ「第一回パルス充電器製作講習会」の当日を迎えた。

画像のクリックで拡大表示

 開始時刻は1時間後の午後2時。そろそろハナちゃんこと花村利恵さんが来てくれる時間だ。

 オヤジキラーとして実績のあるハナちゃんにアイドル役をやってもらうことになっている。

 堂本さんたちの話しぶりから、会う前から魅力的な女性であることを確信していた。とはいえ、実際に会ってみると彼女の美貌は思った以上だった。

 モデル並み。女性のわたしからみても文句なくかっこいい。

 弘毅君はすっかり舞い上がって、最初の打合せの帰り道、何度も溜息をつきながら「花村さんってきれいな人ですよね」と連発していた。

 あまり何度も言うから「じゃ口説いてみたら」と言ったら、「だって絶対カレシいますよ」なのだそうだ。

「ボーイフレンドいたって、がんばって略奪すればいいじゃない」

「風間さんって、獰猛ですよね。僕にはできません」

 旭山さんは、さすがに大人だから弘毅君ほどの露骨な反応はなかったけれど、デジカメの液晶画面で「こんな人です」と見せると「おお、すごいな」と即座に一言。

 次のセリフは「こりゃあ、第二回の成功も間違いなしだ」ときた。

 まさにそれが狙いだからちょっとうれしかった。

 第一回について、ガレージ村のウェブサイトに簡単な告知は出した。

 けれど、そもそもパルス充電器がどんなものか、ということは、少なくとも今の時点を理屈っぽく説明するつもりもなく、そこから集客するつもりもなかった。

 告知は「集まった参加者による第一回講習会はこんなようすだった」というウェブコンテンツを作るためのアリバイみたいなものなのだ。

 じゃあ、どうやって参加者を集めたか。

 ガレージ村からリンクを張らせてもらっている、セルフメンテナンス系のブログの主(オーナー)に、個別にメールを出して、何人かに来てもらうことにした。

 いってみればサクラだ。第一回はいわば「プレス招待日」なのである。

 ふつうと違うのは、そのプレスが、朝日や読売という新聞でもなく、日テレ、フジというテレビでもなく、ブロガーだということ。それも一般に有名なブロガーではなく、オートバイ修理という、とりわけニッチな興味分野だけで評判のブロガーを個別に呼んだということだ。

 最初に来て欲しい人数はせいぜい5人。

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