「矢沢永吉×糸井重里「素人社長会議」」

iPad、「アバター」から前川清まで――イトイ式「売れるモノ」の法則

大切なのは、「わあっ」ですね

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2010年6月4日(金)

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 来る6月6日日曜日午後2時、いよいよ矢沢永吉×糸井重里という2人の「社長」さんが「お金」と「消費」と「幸せ」と…について縦横無尽に語り合う「素人社長会議……お金のことを、あえて。」が日経ホールにて開かれます。

 このイベント、実は「ほぼ日刊イトイ新聞」のお力で、ユーストリームで生中継されるほか、ツイッターでもつぶやき中継を開始いたします。ぜひ、生中継をごらんいただき、みなさんでガンガンつぶやいていただきたく、思っております。

お楽しみに!

 詳しくは、こちらをご覧ください。「ほぼ日刊イトイ新聞」のユーストリーム中継サイトになります。

iPad、「アバター」から前川清まで――糸井重里式「売れるモノ」の法則

NBO 前回は、糸井さんがなんと「ケアホーム」について語るという、予測不可能な展開でした。

糸井 そりゃそうです。だって話すこと自体は、あの瞬間、思いついたんですから(笑)。でも、自分が入居したくなるケアホームってなんだろう、というアプローチは、さまざまな分野で使えると思うんです。

NBO わかります。とりわけ日経ビジネスオンラインの読者は大半が現役のビジネスパーソンですから、今みなさん頭を悩ませているんです。モノが、サービスが、売れない。こんなにちゃんと作ったのに売れない、って。

糸井さん、「トヨタ自動車」の社長になったら、何をします?

糸井 まさに今、「日経」の名を冠したさまざまな媒体を開くと、いろいろな表現で「モノが売れません」って書いてありますね。それを見て、さらに落ち込んでしまう読者の方がいる。

 今回の矢沢永吉さんとのイベントでは、この「モノが売れない」というバッドニュースを、いかにグッドニュースに変えていくか、ということを探るのが大きな目的だと思っています。

NBO それは心強いです。じゃあ糸井さん、たとえば糸井さんがトヨタ自動車の社長にいま突然なったら、なにをしますか?

糸井 トヨタの社長ですか。また難しい話をふってきますねえ。うーん、ごめんなさい。難しすぎますよ(苦笑)。

NBO トヨタはご存知の通り、昨年、アメリカでリコール問題が勃発し、大打撃を受けました。しかもこれから市場を形成しようというハイブリッドカーのプリウスと、一時はアメリカを席巻した高級ブランド、レクサスで問題が起きてしまった。ブランド戦略の面ではとてもつらい立場に立たされています。日経ビジネスオンラインのブランド調査でも、苦戦を強いられています。

糸井 大変ですよね。もし実際にトヨタの社長になったら、何をするんだろう。当たり前だけど、想像を絶する、どこにもまだ見当たらない方法を探していくしかないような気がします。

NBO 糸井さんをもってしても思いつかないのか……。

糸井 思いつくわけないでしょう(笑)! 僕はドラッカーでも本田宗一郎でもないんですから。

「わあっ」ってモノが、売れるモノです

NBO じゃ、もっと一般的なお話で、糸井さんのお知恵を借りましょう。先ほど触れましたように、みんな今、「モノが売れない」って話してますけど、どんなモノだったら、逆に売れるんでしょうか?

糸井 その答えならばちゃんと普段から用意しております。「わあっ」です。「わあっ」てモノが、売れる。

NBO ここで出てきたか、「わあっ」が(笑)。えーと、まず「わあっ」とは何でしょうか?

糸井 やはり説明が必要ですね。「わあっ」とは、その商品やサービスを目の前にしたときに思わずこちらの口から飛び出てしまう「感嘆符」です。理屈抜きの、直感的な感動。それが、「わあっ」です。

NBO ……たとえば、どんなモノが具体的に「わあっ」な商品でしょうか?

糸井 たとえば、エンパイアステートビル。エンパイアステートビルは、できた当初間違いなく一般の人たちが「わあっ」と声を上げたはずです。だから、キングコングも登りたくなっちゃった(笑)。

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矢沢永吉×糸井重里「素人社長会議」

糸井重里に訊く!
おカネと、仕事と、消費と、幸せと―――2010年代の仕事論

 もう一度、おカネについて、ちゃんと考えてみるべきじゃないだろうか?
 糸井重里さんのこの一言から、今回の企画は始まりました。
 おカネの話はむずかしい。「いらないよ」と言えばウソになる。でも、「俺はおカネのことしか考えていない」といっても、やっぱりウソになる。
 おカネって、なんだろう。私たちは、おカネとどうやってつきあえばいいんだろう。
社長さんとして、サラリーマンとして、消費者として、生活者として、「おカネのこと」についてもう一度ちゃんと考えてみようじゃないか。そのうえで、仕事の話も、消費の話も、そして幸せの話も想像していきえば、もしかすると、それぞれの人が自分の持ち場で、いい仕事、いい消費、いい人生を歩むきっかけが見えてくるかもしれない――。
 というわけで、糸井さんと、糸井さんが主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」と、日経ビジネス オンラインとで、「イおカネのことをちゃんと考えるプロジェクト」がスタートしました。
 連載コンテンツは、こちらでスタートです。同時に、ほぼ日でも連載が始まっています。あわせてお楽しみいただければ幸いです。
 さらにさらに、本ページの冒頭でもお知らせしましたように、トークライブを開催します。6月6日、東京・大手町の日経ホールで。タイトルは「お金のことを、あえて。」。壇上に立つのは、2人の“社長”、糸井重里さんと、なんとあの、矢沢永吉さんです! こちらのライブの様子も、後日ご報告する予定です。

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