• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

まずは“捨てる”から始まる
「消費のクリエイティブ」

カロリーオフではなく、一番楽しいものを選ぶ知性

  • 日経ビジネスオンライン編集

バックナンバー

2010年6月11日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 去る6月6日日曜午後2時、「矢沢永吉×糸井重里 素人社長会議 お金のことを、あえて。」が、予定通り日経ホールにて開催されました。

 ホールにいらしていただいた約600人の観客のかたのほか、ユーストリームの中継でのべ約5万4700人の方がウェブ上でイベントの模様をご覧いただき、同時視聴者数は7050と記録的な数字をたたき出しました。さらに翌7日21時からの再放送でも、同時視聴者数が6060と高数字を記録し、全国の沢山の方々に、2人の素人社長の熱い、そして芯のある言葉をお届けできました。

画像のクリックで拡大表示
画像のクリックで拡大表示
画像のクリックで拡大表示

 ライブの模様については「ほぼ日刊イトイ新聞」で、テキスト再現されているほか、日経ビジネスオンラインでも改めてレポートします。さらに8月1日18時よりNHK教育テレビで、8月14日23時30分よりNHK総合テレビで、それぞれ番組として放映の予定です。どうぞ楽しみにお待ちください。

さて、連載の最後は、糸井重里さんに消費のクリエイティブについてたっぷりお話しいただきましょう!

今は、まだないけれど、ほしくなっちゃう商品の広告を考えてみよう

NBO 糸井さん、6月6日日曜日の「矢沢永吉×糸井重里」素人社長会議「お金のことを、あえて。」、無事、終了いたしましたね。

糸井 はい。

NBO 満員の観客のみなさんはもちろん、ユーストリームでご覧いただいた延べ5万5000人近くの全国、いや世界中の人たちに、いろいろなヒントを与えてくれた、と思います。

糸井 そうだといいんですが(笑)

NBO さてさて、今回の連載のいよいよ最終回は、「消費のクリエイティブ」、について、です。消費のクリエイティブ、って言葉、すでに連載第二回で触れていただいているのですが、この言葉に込めた糸井さんの思いを改めて教えていただけますか?

糸井 消費のクリエイティブ、というのは、ずいぶん前から僕の中にあった言葉なんです。80年代にコピーライターを稼業としていたとき、モノ自体の差異化ができなくなって広告やコピーが「売りもの」になる、という状況に日本の消費が突入した時期がありました。僕自身、その広告やコピーを作る側の当事者だったのですが、正直、ものすごい違和感がありました。広告やコピーの対象となる商品には、必ずお客さんがいるはずです。でもそのお客さんが買い物する際の判断基準が、商品の価値じゃなくて広告やコピーだけのほうにある、というのはどう考えてもへんじゃないかと。

NBO あの広告全盛期の80年代に糸井さん、そんなことを考えていたんですか?

糸井 はい。僕が広告の世界から、自ら発信する場所をつくっていこうと「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げていった背景にも、そんな状況が無関係ではなかったと思います。

NBO そんな背景があったのか…。

糸井 ただしその前に、広告やコピーの機能自体を否定するのではなくて、もっと創造的なかたちで広告やコピーができないか、ということを考えたんです。それは、「今はまだないけれど、それがあったらみんながほしくなっちゃう」商品の広告を考えてみる、ということです。

NBO え、今はないけど、ほしくなっちゃう商品? なんだかドラえもんみたいですね。

糸井 ははは、そうかもしれない。僕が良く使う例は、「洗って干してたたんでくれる洗濯機」の広告です。

NBO 洗って、干して、たたんでくれる、洗濯機?

糸井 現在の全自動洗濯機は、洗って干すまではやってくれるけど、洗濯で案外いちばん面倒くさいのは、洗濯物をとりこんでたたんでしまうところだったりするじゃないですか。そんな洗濯機は今は存在しないけれど、そこまでやってくれる洗濯機があったら、僕は買っちゃうなあ、という想像から、話は始まるわけです。

NBO 今はない商品の広告!うーむ、目からウロコです。

商品に広告を練り込め

糸井 もし、「洗って干してたたんでくれる洗濯機」があったら、みんなほしいですよね。そうしたら、この商品のコピーは、とても簡単です。「洗って、干して、たたんでくれる、洗濯機、新発売です。」。これでいい。なにも飾ることはない。なぜならば、広告すべき魅力や特徴が、この洗濯機には、「練りこまれている」からです。

NBO 広告が「練りこまれている」。

コメント0

「矢沢永吉×糸井重里「素人社長会議」」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

社長に就任してずっと言っているのが ファンダメンタルズの強化。

安形 哲夫 ジェイテクト社長