ファンクショナル・アプローチとは、問題となっているモノゴトから、あえて離れ、本質となるファンクションから問題を解決しようとするアプローチ方法です。
「すべてのモノゴトには、ファンクション(役割、効用、働き、意図など)がある。人は、ファンクションを達成させる手段として、モノゴトを選ぶ」という考え方が基本です。
一言で言えば、「人はカタチでは満足しない。ファンクションで満足する」ということです。カタチばかり見ているから、問題が解決しない、悩みが解消されないのです。
今こうして、あなたにファンクショナル・アプローチの考え方をお伝えできるいい機会をいただきました。難しくならないよう、身近なモノゴトを中心に、どんなモノであろうとも、どんなコトであろうとも、ファンクショナルな視点を持てば、発想が広がっていくことを体験していただきたいと思います。
文中に出てくる《 》が、ファンクションです。ファンクションの表現にもコツがいりますが、厳密な表現よりもわかりやすい言葉に代えております。
気軽に読んでみてください。そして、脳の中で何かが動き出すのを感じてください。もし役に立ちそうだと思っていただけそうでしたら、あなたやあなたの周り方が抱える問題や悩みを、ファンクショナルな視点で見てみてください。
ファンクショナルな視点が、人や企業の未来を拓いてくれます。だから、私は、ファンクショナル・アプローチを広めたいのです。30年後の子ども達のために、輝く社会を遺したいのです。
ご意見、ご感想をお待ちしています。テーマをいただければ、それについてファンクショナルな分析をするかもしれません。
では、お楽しみください。
ウォークマンと言えばこれ
『ウォークマン』と聞いて、あなたはどの製品を思い出されるでしょうか。『カセットウォークマン』『ラジオウォークマン』『CDウォークマン』『ビデオ・ウォークマン』『DATウォークマン』『MDウォークマン』『ネットワークウォークマン』などいろいろありました。私の場合は、『カセットウォークマン』です。
ソニーが携帯型ステレオ・カセット・レコーダー『ウォークマン』を発売開始したのは、1979年のことだそうです。ずいぶん昔の話ですが、当時は、「カセット・レコーダー」のバリエーションとして分類されていたのですね。
1979年はどんな年だったのでしょう。第二次オイルショックのあった年といえば、思い出されるでしょうか。人気音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS)がスタートし、キャンディーズが解散し、サザン・オールスターズがデビューした78年の翌年といえば、いいでしょうか。

日本の音楽文化史で、重要な年でもあるのですね。その頃の流行した曲を聴けば、思い出される方も多いことでしょう。翌80年には、レンタル・レコードというビジネスが生まれ、その後、LPレコードは、レーザー・ディスク(LD)に、そしてコンパクト・ディスク(CD)へと変容していきました。それだけ、私たちの生活と音楽は密接な関係だったのですね。私もお世話になりました。
当時(70年代後半)の人たちは、LPレコードを購入し、自宅のコンポーネント型ステレオで再生して、楽しんでいました。当時のレコードは高価なもので、そのために友人同士でレコードを貸しあい、コンパクト・カセット・テープに録音していたのです。そういった楽しみを助ける製品やサービスを提供するビジネスが、発展しました。
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株式会社ファンクショナル・アプローチ研究所代表取締役社長。顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。
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