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『学校教育』のシステムは必要?分析してみましょう

学校教育も企業内人材開発も似ている

2010年7月29日(木)

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 今、お読みのあなたに勧めます。「是非、ファンクショナル・アプローチを知っていただきたい」ということを。知るだけじゃなく、使っていただければ、なお嬉しいです。
 何のためにこんなことを言うかというと、ファンクショナルな視点でモノゴトを見ていけば、きっとあなたの今の問題や悩みが違って見えてくると思うからです。
 「なんだ、そんなところで悩んでいたのか」
 「そうすると、こんなやり方でもいいかもしれない」
 といったことに気づいていただきたいからです。
 問題や悩みを解決する方法は、世の中にたくさんあります。私は、それらを否定はしません。むしろ、推奨です。私が、お伝えしたいところは、やり方ではなく、考え方なのです。視点の持ち方といいますか、モノゴトのとらえ方です。
 ファンクショナル・アプローチとは、問題となっているモノゴトから、あえて離れ、本質となるファンクションから問題を解決しようとするアプローチ方法です。
 「すべてのモノゴトには、ファンクション(役割、効用、働き、意図など)がある。人は、ファンクションを達成させる手段として、モノゴトを選ぶ」という考え方が基本です。
 一言で言えば、「人はカタチでは満足しない。ファンクションで満足する」ということです。カタチばかり見ているから、問題が解決しない、悩みが解消されないのです。

 今こうして、あなたにファンクショナル・アプローチの考え方をお伝えできるいい機会をいただきました。難しくならないよう、身近なモノゴトを中心に、どんなモノであろうとも、どんなコトであろうとも、ファンクショナルな視点を持てば、発想が広がっていくことを体験していただきたいと思います。
 文中に出てくる《 》が、ファンクションです。ファンクションの表現にもコツがいりますが、厳密な表現よりもわかりやすい言葉に代えております。
 気軽に読んでみてください。そして、脳の中で何かが動き出すのを感じてください。もし役に立ちそうだと思っていただけそうでしたら、あなたやあなたの周り方が抱える問題や悩みを、ファンクショナルな視点で見てみてください。

 ファンクショナルな視点が、人や企業の未来を拓いてくれます。だから、私は、ファンクショナル・アプローチを広めたいのです。30年後の子ども達のために、輝く社会を遺したいのです。
 ご意見、ご感想をお待ちしています。テーマをいただければ、それについてファンクショナルな分析をするかもしれません。
 では、お楽しみください。

システム化された「学校教育」

 あなたは、学校に行かれているお子さんがいらっしゃるでしょうか。いらっしゃらないかもしれません。まだ小さい、あるいはもう卒業されているという方もおられるでしょう。

 ファンクショナル・アプローチの専門家として、「誰のため、何のため」という言葉を方々でお伝えしていると、よくいただくご意見があります。

 それは、「今の学校教育は、間違っているように思う。誰のためなのか、何のためなのかがずれてしまっていると思う」というようなものです。

 教育論、特に「学校教育」論に関しては、文部科学省、教科書、教員、親など、「関係者」が盛んに議論を交わしています。いったん、考え始めるとととても深いところまで探りたくなるテーマではあります。

 ファンクショナルな視点から「学校教育」を見るとどうなるのでしょうか。「学校教育」に対する過去の歴史や個人的な感情などにながされることなく、分析していきたいと思います。

コメント5件コメント/レビュー

ありがとうございます。教育基本法を思い出しました。(教育の目的) 第一条  教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。アインシュタインは、教育とは習った全てのことを忘れたあとに残っているもの、と人格・資質を暗示しています。どんなシーンにおいても目的と手段をはっきりわけることが重要、制度疲労や大企業病など成熟社会の多くの問題に対処できる可能性を広げるご指摘と感じました。ありがとうございます。(2010/07/29)

「横田尚哉の「何のため、誰のため」」のバックナンバー

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「『学校教育』のシステムは必要?分析してみましょう」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ありがとうございます。教育基本法を思い出しました。(教育の目的) 第一条  教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。アインシュタインは、教育とは習った全てのことを忘れたあとに残っているもの、と人格・資質を暗示しています。どんなシーンにおいても目的と手段をはっきりわけることが重要、制度疲労や大企業病など成熟社会の多くの問題に対処できる可能性を広げるご指摘と感じました。ありがとうございます。(2010/07/29)

学校教育も企業内教育も、実は機能から言えば二つに分けられることを認識されているだろうか。一つは基本動作や基礎知識を身につけることであり、これは数学の公式や商品知識などのように誰もが定められたレベルをクリアーしなければならず、規格化訓練と呼ぶのにふさわしい。もう一つは個性に応じて規格を越えた能力を伸ばすことで、能力開発と呼ばれる。前者が規定演技なら後者は自由演技だ。詳細は省くがこの二つでは用いる方法が全く違う。ゆとり教育が失敗したのは、実は学校の指導要領は全員が必達すべき前者であるべきところ、後者と混同して現場と生徒の自主性に委ねようとしたところだ。企業教育においても残念ながらこの違いが理解されているとは言いがたい。(2010/07/29)

貧しい国では、子供が家事労働や、工場などでの労働のため、教育を受ける機会を奪われているので。学校が少ない、教員が少ない、教科書が足りないなど。歴史的には富国強兵のためですが、そこに踏み込まないのは賢明ですね。(2010/07/29)

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日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授