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健常者でも障害者でも「できる人が仕事をやる」ユニクロ

ファーストリテイリング《後編》

  • 高嶋 健夫

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2010年7月12日(月)

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(「障害者雇用のフロントランナー、ユニクロの理念《前編》」から読む)

 「1店舗1人以上」を目標に障害者の積極的な雇用を推進するファーストリテイリング。2009年6月1日現在の法定雇用率は8.04%と、産業界の中でも断トツの高い雇用率を達成している。採用・教育権限を店長に委ね、徹底した現場主義で障害のある店舗スタッフの活用を図っているのが特徴だ。

 柳井正会長兼社長は、ユニクロで採用している障害のある店舗スタッフの活躍振りについて、次のように言っている。

【障害者雇用についての柳井正氏の発言(3)】

 世間にありがちな(以前は僕もそうだったが)、障がい者がいると効率が落ちるとか、障がい者は仕事ができないとかいった先入観もあるだろうが、実際にはそんなことはない。むしろ仕事によっては、健常者よりも効率は上。出来る人ができる仕事をやる。障がいを持った方を特別扱いをしない。障がいを持った方が一番嫌いなのは、特別扱いされることではないかと思う。

(ファーストリテイリング資料)

 実際のところ、障害のある店舗スタッフはどのような働き方をしているのだろうか。そして、責任者である店長はどのように教育・管理しているのか。柳井氏の言葉を確かめるために、千葉市稲毛区にあるユニクロダイエー千葉長沼店(黒田光俊店長)を訪ねた。

 JR総武線稲毛駅から車で10分ほど、国道16号線沿いにあるダイエー千葉長沼店。東京に通勤する会社員層が多く住む千葉市のベッドタウンに立地する典型的な郊外型ショッピングセンターだ。ここの2階、専門店街にユニクロが出店している。

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 取材に訪れたのはウィークデーの午前中ということもあって、店内はまだ閑散としていたが、鉄扉を開けてバックルーム(バックヤード)に入ると、障害のあるスタッフの山口貴洋さんは既に「袋むき」作業の真っ最中だった。これから店頭に並べる補充商品をビニール袋から取り出す作業だ。慣れた手つきで、てきぱきと商品を取り出していく。

画像のクリックで拡大表示

バックヤードから接客までこなす

 山口さんは現在26歳で、軽度の知的障害がある。地元の養護学校を卒業してすぐに同店に勤め始め、今年度で8年目を迎える。

 山口さんの仕事の守備範囲は広い。出勤後はまず開店前の店内点検を行い、続いて清掃に取りかかる。清掃が終わり、店が開いた後はバックヤードに入って商品の荷受け、客注品の点検、袋むき、他店への補充商品の発送、さらには週末のセールに向けた売値変更、つまり値札の付け替えなどの作業をこなしていく。

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