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売上高が変わる

純額方式で売り上げ急減も

2010年7月9日(金)

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 「在庫や売れ残りリスクを取って仕入れて販売しているのは約3割、残りは消化仕入れだね」

 ある大手百貨店の経理部長が言う。「リスクを取って仕入れる」販売とは、つまりごく一般的な販売だが、消化仕入れの方は説明がいる。

 「アパレルメーカーや問屋などから“仕入れ”た後、店舗で実際に売れた段階で正式に仕入れ、売上高も計上することになっている」というものだ。売れなければ返品し、仕入れ自体がなかったことになるという。

 IFRSでは、こうしたケースの場合、流通業者はリスクを取っておらず、取引の主体者ではなく、代理人となったにすぎないと見なす。そして、売上高は仕入れ額を含めた販売総額ではなく、粗利に近い手数料のみとしている(純額方式)。

コメント2件コメント/レビュー

一つの製品で複数の会社(メーカー、卸、小売等)が同じような売り上げ高をあげることを不思議に思っていたので、非常に良いやり方だと思います。(2010/07/09)

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「売上高が変わる」の著者

田村 賢司

田村 賢司(たむら・けんじ)

日経ビジネス主任編集委員

日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ネットトレーディングなどの編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員。税・財政、年金、企業財務、企業会計、マクロ経済などが専門分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

一つの製品で複数の会社(メーカー、卸、小売等)が同じような売り上げ高をあげることを不思議に思っていたので、非常に良いやり方だと思います。(2010/07/09)

おそらくは長らく日本の産業界に蔓延していた「シェア至上主義」からの脱却が進むことでしょう。適正な利益が得られてないと分かれば直接資本としての株主は説明責任を求めることになるでしょうし、納得しなければ資本の引き上げ→株価低迷という流れが生まれるかもしれません。ただ、それは正しい直接資本主義への脱皮を促していくとも思っています。今までが間接資本主義という名の統制経済に依存しすぎてきた結果がこの長期不況のはずですから。(2010/07/09)

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