「「買わない」私が、気になる売り場」

「東京スカイツリー」を見上げる団塊世代とブロガー

業平橋・押上エリア周辺の商店街を歩く《前編》

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2010年7月30日(金)

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人物紹介

菊地 眞弓:レースクイーンやミスコン荒らしなど「バブルでGO」を満喫した20代を経て、今や贅沢に飽きてほとんどモノを買わなくなったアラフォー女子

WITH三波 毒夫:流通の現場に出向き、同業者や取引先と情報交換するのが3度のメシよりも好きという謎の中年男。「WITH」は、「お客様とともに」を意味する

たまたま出会った2人が「世の中に、気づき・幸せ・役立ちを与える」で意気投合。今日も流通の最前線を歩きます。

 テレビや雑誌などで話題の「東京スカイツリー」。業平橋から押上エリアに集う人々の賑わいを報道するメディアも日々増加している。夏休みをターゲットにしたマスコミ扇動による地方からの集客、地域密着の伝統的なイベントでもある隅田川花火大会という好機に向け、地元商店街は活気づく。

東京スカイツリー、3つの基本理念
1.地域とともに活力のある街づくりに貢献
2.時空を超えたランドスケープの創造
3.防災面での安心と安全の提供
公式ウェブサイトより)

(7月10日(土)と7月24日(土)の2日間、東京スカイツリーを仰ぎ見る商店街を中心に視察。WITH三波と菊地は押上駅に到着)

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業平橋駅前(左)からと押上駅前からのショット。駅を出ると皆一様に東京スカイツリーを探し、撮影を始める。(写真:菊地眞弓、以下同)

菊地 眞弓(以下、菊地) 東京スカイツリー直結駅なだけあり、改札周辺は「東京スカイツリー観光」を促すポスターの掲示があちらこちらにあります。地下鉄の地上階口には、一眼レフカメラかカメラ付き携帯電話を握りしめている方も多く見受けられますね。

一番人気は「川面逆さスカイツリー」

WITH三波 毒夫(以下、三波) 押上から業平橋エリアには、現在建設中の東京スカイツリー撮影スポットが10カ所ほどある。事前に視察した7月10日の視察時には、どのスポットにも10人以上いたが、一番人気は「川面逆さスカイツリー」が美しいと評判の“十間橋スポット”かな。

菊地 先日のテレビ報道では、「大勢の東京スカイツリー視察客で賑わう、押上・業平橋周辺の商店街」とありましたが・・・。

三波 土日と言えども、撮影スポット以外に人の賑わいを見つけるのは難しいね(汗)。まずは押上通り商店会から京成橋を渡り、業四市場商栄会を散策し、十間橋まで行ってみよう。

菊地 体感温度37度はありそうなこの時間帯にスペシャルな散策ですね・・・(汗)。

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土曜の午後というのに、シャッターの下りた商店もある。

三波 このエリアは近隣併せて持ち帰り弁当を売る店が多い。先日のヒアリングでは、現状は東京スカイツリー建設関係者が多数訪れ、売り上げが好調なようだ。

菊地 総勢約500人が日々の建設に携わっている中で、下町のお弁当がタワー建立の活力源として活躍しているわけですね。

WITH三波 毒夫の「業界ヒアリング裏情報」
〜地元関係者に聞く〜

 東西に長い、東武鉄道の操車場跡地約3万6900平方メートルに建設中の東京スカイツリー。高さ634メートルの東京スカイツリーを敷地内中央に、西街区と東街区と呼ばれる商業施設が交通機関を通して多くの人の流れを受け入れる。

 押上駅は東京スカイツリーの東街区となる31階建てオフィス棟の地下3階に直結、業平橋駅は地上6階建ての西街区1階フロア部分に隣接する。

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著者プロフィール

菊地 眞弓(きくち・まゆみ)

菊地 眞弓フリーライター。東京生まれ。自動車メーカー勤務後、出版社などを経て、1998年に独立。現在、執筆のほか、ウェブなどのメディア制作会社も経営している
写真:©Precious(プレシャス)©永田忠彦

WITH三波 毒夫(うぃず・みなみ・どくお)

流通業界で15年以上の経験を持つ。現在も現役バイヤーとして某小売に勤務しているため、ここはペンネームでご容赦ください



このコラムについて

「買わない」私が、気になる売り場

消費者の心理や動向の変化を、店舗がどう解釈して購買意欲を沸き立たせようとしているのか。アラフォー女子と現役バイヤーが、話題の店舗で売り場をチェック。普通に買い物するだけでは見逃しがちな点を深堀りして、ビジネスの考え方やトレンドの作り方などを読み解いていく。

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