• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

【3回裏】 意識すべきは「51点」と「70点」

上司に聞く起業(その2)~新しいアイデアは“いかに捨てるか”だ

2010年8月25日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 東北楽天ゴールデンイーグルスの創業メンバーとして、ゼロからの球団立ち上げに携わった南壮一郎氏。今回は、共に創業に関わった上司の1人、小澤隆生氏のインタビュー後編をお送りします。

 新しい事業の成否のカギは、何よりも最初の「打ち出し角度」にあると説く小澤氏。いわば新事業のコンセプト作りです。楽天イーグルスの本拠地を仙台に置いたこと、「野球はエンターテイメントである」と定義したこと…。球団事業を初年度から軌道に乗せることができた大きな要因は、この「打ち出し角度」がよかったから、と小澤氏は言います。

 それでは、肝心の「打ち出し角度」そのものは、どうやって決めればいいのでしょうか? 新事業のコンセプト作りのポイントについて語っていただきました。

(日経ビジネスオンライン編集部)

はじめから読む)

前回から読む)

日経ビジネスオンライン編集部(NBO) 前回は、新事業における「打ち出し角度」の重要性について、お話いただきました。では、打ち出し角度そのものは、どうやって定めていくのですか?

小澤 隆生(おざわ・たかお)
1999年ビズシークを創業。2001年に楽天に売却。楽天執行役員、楽天野球団取締役事業本部長を歴任し、2006年に退職。2016年東京オリンピック招致委員会チーフインターネットオフィサー等を経て現在は楽天株式会社、ロケットスタート、DLE等々の顧問、取締役を務める。ライフワークは職場体験。

小澤 これは、南が連載で書いていたけど、「徹底的な情報収集」に尽きます。

 よく僕がいっていたのが「できるだけ周囲を懐中電灯で照らせ」ということでした。というのも、創業時の僕らはプロ野球チームという真っ暗闇に立ったようなものだったんですよ。

 自分がどんな所に立っていて、周囲に何があるのかも分からない。懐中電灯で辺りを照らさないと動くこともできません。徹底的な調査とはそれを指していました。

徹底的な調査で自分の「物差し」を作る

 当時は、大学生を10人ぐらいボランティアで募って、会社でひたすら調べものをさせました。あと南とよく海外と日本の事例を比べていましたね。とにかく、自分がどこに立っていて、どっちに向かっているかが全然分からなかったんですよ。

 それと「物差しをつくる」という表現もよく使っていました。プロ野球の世界の尺度というか相場というか、そういったものが全然分からなかったので、早く自分の中で物差しを作らないといけなかったからです。

 ファンクラブ、チケット、グッズ、スポンサー…。あらゆる種類の提案書が次々と来るんですが、プロ野球の物差しがないと、何が正しくて何が正しくないのかよく分からないんですよ。

コメント1

「激走!ベンチャー・スタジアム ~僕の楽天イーグルス創業記~」のバックナンバー

一覧

「【3回裏】 意識すべきは「51点」と「70点」」の著者

南壮一郎

南壮一郎(みなみ・そういちろう)

ビズリーチ代表取締役

株式会社ビズリーチを創業、2009年4月、管理職グローバル人材に特化した会員制転職サイト「ビズリーチ」を開設。2500社がビズリーチに登録し、ダイレクト・リクルーティングのデータベースとして利用。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

誰もやらない領域を根気強く続けられるかが成功の秘訣。

田坂 正樹 ピーバンドットコム社長