• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

龍馬がお龍に教えた、対話における「はじめの一歩」

コミュニケーションは笑顔から

  • 西出 博子

バックナンバー

2010年9月27日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 菊月の異称を持つ9月も最終週です。皆さん、たいへんお疲れさまです。

 『龍馬伝』も第3部が終了し、いよいよ最終章がスタートしました。

 坂本龍馬は、尊敬する人物の上位に常にランキングされています。「なぜ、こんなにも坂本龍馬は人気があるのか?」。『龍馬伝』で活躍する坂本龍馬を見ていると、彼のコミュニケーション能力の高さが理由の一つでしょう。

 コミュニケーションといえば、言葉を交わすことや、電話やメールなどで接することを連想します。そこで、会話の仕方をマスターしよう!などと思うわけですが、実はその前に、コミュニケーションに欠かせない肝心なことがあります。それは「表情」です。

 あなたは新入社員のころ、どのようなマナー研修を体験しましたか? 例えば表情レッスンとして「口角を上げて、歯を出して!」。口角を上げるためには「“ウイスキー”と言いましょう」という研修を受けた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 9月19日に放送された『龍馬伝』第38回では、船宿の女将、草刈民代さん演じるお登勢が、龍馬から教わった即効笑顔になれる方法を実践するシーンがありました。「うぅ~み」といって、口角をあげ、笑顔をつくるのです。これはもともと、愛想のないお龍に対して龍馬が「接客業なのだから、笑顔でいたほうがいい」ということで「うぅ~み」と言って笑顔になることを教えたものです。お龍はお登勢の船宿で働いていました。

 いま、あなたはどのような表情でいらっしゃいますか。

「相手の気持ち」を考えて表情を意識する

 先日、男性経営者の皆さま向けに講演をしました。表情の話をしたところ、講演後の懇親会で、60代の男性から「日々経営のことで頭がいっぱいで、笑顔なんてなれないよ」と話しかけられました。私は「おっしゃるとおりです」と応えました。

 私も、小さい会社ではありますが、会社を経営する者の一人です。皆さんの気持ちもよく分かります。特に、男性がいつもニコニコ笑顔でいるというのは、日本ではかえって、信頼に値しないと思われる確率のほうが高いかもしれません。

 私は、常に笑顔で居続けろとは言いません。龍馬だって、いつもにこやかなわけではありません。しかし、なぜ龍馬は人に不快を与えない表情をしているのかという点を考えてみると、そこにマナーの神髄を感じ入ることができます。それは、「相手の気持ちを考える」からこそ自分の表情を意識するということです。周囲の人たちの気持ちを考えて、相手が不安に思ったり、萎縮したりしないような表情でいることは、コミュニケーションにおいて必須です。

 特に女性は相手の表情をとても敏感に察知し、気にします。それは、表情がその人の気持ちの表れだととらえているからです。いっぽう、男性はあまり表情を重視していないというか、気にしない人が多い。研修やセミナーを通じて、こう感じることがあります。特に、自分の表情に対しては、なおさら。

良い表情がなければコミュニケーションは始まらない

 私は、マナーコミュニケーションの基本として、次の7つの原則を挙げています

1.状況にあった感じの良い表情
2.相手に敬意を払う態度
3.先手の挨拶
4.TPOに応じた身だしなみ
5.不快にさせない言葉遣い
6.感じの良い返事・応対
7.相手の名前を呼んでのコミュニケーション

コメント1

「「龍馬伝」に見る男の美学」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トランプ政権のここまでの動きはスロー。

ジョセフ・ナイ 米ハーバード大学特別功労教授