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第13回 部下の仕事のやりがいは、上司や会社が変えられる

仕事の意義を伝えて、部下に判断を任せよう

  • 武田 斉紀

バックナンバー

2010年9月27日(月)

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“あなたならどうしたい?”と問い続けてくれる会社を増やしたい

 前回の記事コラム『第12回 自分の言葉で語れない社員を生んでいたのは、上司と会社だった』に、皆さんからたくさんのコメントをいただきました。本当にありがとうございます。

 コラム内で私が、「いろいろと調べてもみたが、残念ながら上司や会社から『常に、“あなたならどうしたい?”と聞かれる』会社は、ほかに見当たらなかった(読者の方でご存じの会社があればぜひコメント欄で教えていただきたい)」と申し上げたところ、何人かの方からコメントをいただきました。

 三井不動産、ホンダ、匿名での個人的な体験談もいくつかご紹介いただきました。“あなたならどうしたい?”と上司が聞いてくれる会社はほかにもあるようです。一方で反響の大きさを知るにつけ、まだまだそうした上司のいる会社が内外問わず少ないのだと実感もしました。日本企業の特質というわけでもないようです。

 コメントにもあったように、「現実にはトップや上の意向がすべてで、上司の一人である自分が部下に“あなたならどうしたい?”と聞いたところで空しく響く」といったこともあるかもしれません。私は、それでも“あなたならどうしたい?”と問い続けてくれる上司に部下はついていくし、育つと信じています。そうした会社が増えていってほしいと願っています。

 今回のテーマも、上司や社長へのメッセージとして書いてみました。もちろん部下の人たちも、ただ待っていればいいということではありません。このシリーズのテーマ『行きたくなる会社のつくり方 ~個人と組織のいい関係~』には、双方の歩み寄りが欠かせないからです。引き続き様々なご意見をお待ちしております。

 こんなテーマを取り上げてほしいといったご要望もお待ちしております。コメント欄のほかに、Twitter「takedayoshinori」でも募集しています。このコラムができるまでや、プライベートのことも1日数回つぶやいています。

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虚しいだけの営業電話の繰り返し、仕事の意味が見えなくなった

 前回もご紹介したが、私は新卒で入った会社で内定者時代、新規事業の部隊で営業のアルバイトをしていた。リストアップした会社に1件1件電話をして、サービスの説明をしてアポイントを取ることから一日の仕事が始まる。

 毎朝9時ジャストになると、課の全員が一斉に受話器を上げて電話をかけ始める。やたらに声の大きい人もいて、右耳をふさいでいないと相手の声が聞こえない。そんな騒々しさが何十分も続く。

 やがて10時のアポがある先輩たちが営業カバンを片手に出かけていく。アポのない自分を含めた何人かの新人たちは、引き続き電話をするしかない。新規事業だけに会社の看板は通じない。話を少しでも聞いてくれたらいい方で、無言で電話を切られることもしばしばだ。「今度かけてきたら承知しないぞ」とすごまれたことも一度や二度ではない。

 自分が電話を受ける立場なら同じような対応をするに違いないと分かるからこそつらくなる。次第にため息ばかりが増えてきて、受話器を取る手が重い。こんな仕事に意味があるのだろうか。これが仕事なのだろうか。気持ちは離れていくばかりだった。

コメント6

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