• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

【6回裏】 カップラーメンをすすり、“丁稚奉公”の日々

本当に何かを実現したいなら、人生のすべてを賭けるべき

2010年10月13日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 南壮一郎氏はなぜ、プロ野球の世界に飛び込むことを決めたのでしょうか。今回は、南氏が東北楽天ゴールデンイーグルスの創業メンバーとなるまでの道のりの後編です。

 2002年のFIFAワールドカップで味わった感動で心が揺さぶられ、自分の人生を見つめ直した南氏。このイベントが大きな転機となって、所属していた外資系金融機関からプロスポーツの世界への道を探り始めます。

 とにかく、行動あるのみ。南氏は、メジャーリーグのゼネラル・マネージャーやスポーツ・エージェントに次々と手紙を送り、脈がありそうな所には、躊躇なく出かけていきました。ところが、現実の世界はそんなに甘くありません。いずれも、最終的には断られてしまいます。

 外資系金融機関では経験したことのないような挫折。しかし、南氏は諦めません。さらに大胆な行動にでます…。

(日経ビジネスオンライン編集部)

はじめから読む)

前回から読む)

 2003年4月。サッカーのFIFAワールドカップでの興奮から約1年、自分のキャリアについて悩んでいた私は、思い切って金融機関を辞めることにしました。

 「中途半端な気持ちではダメだ」。どこかに、そんな思いがあったのだと思います。

 それまでは、仕事の合間を縫って有給休暇を消費しながら渡米し、大リーグの職を求めていました。しかし、それはどこか中途半端で、本当にスポーツビジネスをしたいのなら、人生の全てを賭けてやるべきだと考えたのです。

金融機関の先輩と2人でベンチャーを創業

 …もっとも、今から振り返ってみると、非常にリスクの高いことをしていたと思います。というのも、当時の私にはビジネスプランや具体的な目標は、何一つなかったのですから。

 ビジネスを多少なりとも理解できるようになった今なら、しっかりとした情報収集をしてから大事な決断を下すべきだと考えたでしょう。しかし、当時は何も知りません。とにかくスポーツの仕事がしてみたいという、極めてシンプルな思いだけを持って、私は個人会社を立ち上げることにしました。

 ちょうど同じ頃、「ベンチャーを作りたい」という思いを持っていた竹内真二さんという、モルガン・スタンレー時代の先輩がおり、パートナーシップを組むことにしました。

 最初の創業の地として選んだのは、渋谷の宮益坂の頂上にある、わずか二畳足らずのレンタルオフィスです。これが生涯で私が初めて持った事務所でした。

 少しでも、生活コストを削って事業に資金を回すため、私と竹内さんはルームシェアも始めました。

 当時を振り返って思うのは、気持ちや夢だけは、大きくもっていたということでした。ただし、夢だけで仕事が取れるほど、世の中は甘くありません。知識も人脈も実績もない私は、スポーツ業界に入るきっかけを見つけられずにいました。

コメント0

「激走!ベンチャー・スタジアム ~僕の楽天イーグルス創業記~」のバックナンバー

一覧

「【6回裏】 カップラーメンをすすり、“丁稚奉公”の日々」の著者

南壮一郎

南壮一郎(みなみ・そういちろう)

ビズリーチ代表取締役

株式会社ビズリーチを創業、2009年4月、管理職グローバル人材に特化した会員制転職サイト「ビズリーチ」を開設。2500社がビズリーチに登録し、ダイレクト・リクルーティングのデータベースとして利用。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本全体として若い世代にもっと所得の分配をしていくべきだと思う。

川野 幸夫 ヤオコー 会長