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理念守れば、20年は成長できる

4000人の創業祭がバローメーター

  • 飯山 辰之介

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2010年10月12日(火)

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 着実に成長を続ける企業と絶頂から転げ落ちる企業との違いは何か。米国の著名経営学者ジェームズ・C・コリンズ氏は企業の衰退に以下のような一定の法則を見出した。

 1.成功から生まれる傲慢

 2.規律なき拡大路線

 3.リスクと問題の否認

 4.一発逆転策の追求

 5.屈服と凡庸な企業への転落か消滅

 この理論を元に企業の衰退過程を詳細に論じているのが、このほど発売された著書『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』(日経BP社刊)だ。日経ビジネス10月4日号特集では「衰退に抗う不沈企業」と題し、日本版「ビジョナリーカンパニー」の条件を探った。

 では日本の著名企業経営者は本書をどう読み解いたのか。日経ビジネスオンラインの連動インタビュー第5回ではワタミの創業者で会長の『ビジョナリー・カンパニー』シリーズの愛読者という渡邉美樹氏に語ってもらった。

――『ビジョナリー・カンパニー』シリーズを読むように社内で従業員に勧めていらっしゃるそうですね。

渡邉 美樹(わたなべ・みき)氏
ワタミ会長
1959年生まれ、51歳。神奈川県出身。82年、明治大学商学部を卒業後、ミロク経理、佐川急便を経て、84年、渡美商事を設立。居酒屋「つぼ八」のFC(フランチャイズチェーン)店オーナーとなる。86年ワタミを設立。2009年06月、同社の会長兼CEOに就任した。個人として学校法人や医療法人の理事長も務める。ワタミは2000年に東証1部に上場。2006年に持株会社制に移行し、各事業会社で外食、介護、高齢者向け宅配、農業などを展開する。(写真:的野弘路、以下同)

渡邉 ええ。特に第1巻の『ビジョナリー・カンパニー1 時代を超える生存の法則』を重視しています。外食事業の店長や介護事業の施設長クラスでは、必読書のような存在です。社員の半数以上が目を通しているのではないでしょうか。

 『ビジョナリー・カンパニー1』では、企業が成功するための条件を明確に描いています。私自身、成功企業には共通する特徴があると考えていますから、その共通項を社員にも共有してもらいたいのです。

――では今回の『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』はいかがでしょうか。必読書に価するでしょうか。

渡邉 これまでのシリーズが成功の最大公約数を抽出しているのに対して、新刊では衰退について共通項を導き出していますね。

 これは現場の社員よりも経営に携わる人間、つまり役員や関連会社の社長が読むべき書だろうと思います。実際、彼らが集まる経営会議の場で、「すぐ読むように」と指示しました。

 会社の成長は社員、経営陣が一丸となって皆で作り上げていくものです。一方、会社を衰退に導くのは経営陣であり、彼らの判断ミスです。つまり、前シリーズが成長を目指す実行の書であるならば、本書は衰退を防ぐ判断の書であると言えるでしょう。ですから経営に携わる人間が読むべきなんです。

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