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英語がダメでも国際思考はできる!

――ツイッターから思いがけないビジネスを

2010年11月2日(火)

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キャリアの1ステップとしての東大教授」から読む

伊東 乾(以下、伊東) 今日のこの座談は、僕がこんな面子でしゃべりたいな、と思っている人に集まってもらったという、ある意味非常にふざけた話かもしれないんですが、例えばさっきも言った通り、小野君と知り合ったのは「ツイッター(Twitter)」でした。

小野 裕史(以下、小野) ツイッターですね。

伊東 この記事にアクセスしてくださった読者の皆さんにも「別にあの人たちは何か別種の人たちで、日経で何かやっている」とか思わないでほしいんですよね。実際、ツイッター上で知り合った大学の先生と既に何本か共同研究も始めていますし。大企業のトップとかだったらまだしも、ベンチャーとか、僕みたいな学内ベンチャーの弱小研究室なんかは、いろんな風穴をいつも探しているわけですから。普通に門戸を開いて、いろんなことができるわけですから。

小野 できますね。

ツイッターが引き起こす「化学反応」

伊東 まだ小野君とお知り合いになって半年ぐらいですよね。幾度かご一緒させていただいて、例えば彼が英語をどうしゃべるか、とか全然知らないですよ。でもツイッターを通じてハッキリ分かっていることは、この人は国際的に開かれた土俵で思考して、自分で判断して行動している人だということですね。少なくとも思考とか日常が分かっちゃうわけだし。だってこれから会津に行って明日100キロマラソンに行くんでしょう?

小野 裕史(おの・ひろふみ)
インフィニティ・ベンチャーズLLP共同代表パートナー。1974年札幌市生まれ。2000年に東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修了後、日本IBMシステムズ・エンジニアリングを経て、2000年9月にシーエー・モバイル第1号社員として入社、モバイルインターネットの主要会社にまで成長させる。2008年にシーエー・モバイル専務取締役を退任し、インフィニティ・ベンチャーズLLPとして独立。グルーポン・ジャパン(東京都渋谷区)やRekoo Japanなど、日本・中国を中心にインターネット分野での投資、創業を手掛ける。 (写真:大槻 純一、以下同)

小野 はい、明日走るんです。朝5時から。

伊東 そういうライフスタイルと、今までやってこられた仕事、それから今はベンチャーキャピタルをやっているという、そこからおのずと分かることがありますよね。某CFO(最高財務経営者)は海辺に住んで朝5時からサーフィンをやって、オンタイムからバリバリ仕事している。

 どこかの誰それさん、かつて頑張って一度成功して、あとは何か悠々自適とか、そういうんじゃない。いつもトライ・アンド・エラーがあるし、新しい挑戦がある、そういう人生のほうがやり甲斐、生き甲斐があると思うんですよね。

小野 僕も伊東さんにツイッターでいきなり「会いたいんです」というのをつぶやいたわけですね。これは公開情報なんですけれども。なぜ僕がそれをしたかというと、共通のYとNという友達、やっぱり面白いやつら、楽しい仲間ですね。コミュニケーションが好きで、そういう楽しいと思っているやつらが伊東さんのことをツイッターで見つけていた。僕はたまたま、まだ見てなかったんですよ。

 で、その2人が「面白い」と言うんだから、それは面白くないわけがないだろうということで、酔った勢いもあったんですけど、突然ツイッターで書いたんですね。

伊東 なんだ、シラフじゃなかったんだ。それは酒の勢いに感謝しなきゃ(笑)。

小野 そしたら「会いましょう」と言ってくださったと。

伊東 くださったなんてもんじゃないんだけど、というのは、一つはツイッターのおかげで、間に共通の友人がいろいろいるのがすぐに分かった。それが信頼関係をすぐに作る追い風になった。もっとハッキリ言ってしまうと、ここにいる高田(康裕)君と僕は寮で共に寝起きした仲間。自宅を出て共同生活を始めて、生まれて最初に「風呂上りにビールを飲むとうまい」なんてことを知った仲間が高田君なわけで、その高田君の会社にいるY君と小野君が、やっぱり学生時代の寮の仲間だったというのがあった。これ、米ハーバード大学の学寮なんかと似た話ですよね。

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