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I(私)で話し始めると、洗練された英語になる 

頭でっかちな英語にしないコツ

2010年12月17日(金)

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 今日ご紹介するのは、英語学習がある程度進んだかたに最適のアドバイスです。「英語で考えろ」といっても普通は簡単ではありません。今回はそれを一気に達成してしまう方法です。

主語は7~8割の確率で人になる

 これまで紹介した英語で考えるノウハウは「短い英語から始める」ことでした。例えば、「ぼくは林といいます」、「今日は金曜日だ」といったことなら、すぐに立派な英語が出てくるでしょう。そのためには、ぼーっとしている時間に思い浮かぶことを口にするのが最適だと申し上げました。

 しかし、少し長めの思いが浮かんだときに、うまく英語にするにはどうしたらいいでしょうか。

 それが今日、紹介するコツです。本稿のタイトルにあるように、I(私)から話し始めます。これで、この後に口から出てくるセンテンスの構造が決まってしまいます。

 もちろん、相手のことを話すときはYou(あなた)が主語だし、第三者についての話題ならHe(彼)またはShe(彼女)が主語になります。We(私たち)とかThey(彼ら)が主語になることもあります。ぼくが言いたいのは「人を主語にして話し始める」ということです。ただ、「人主語」という言い方は分かりにくいですから、本稿ではI(私)を代表としてお話しします。

 別の言い方をすれば、人以外は主語にしないということです。気持ち、運、物体、景気、自然などが該当します。得体の知れないことを指すItという主語も人主語ではありません。

 ぼくの経験では7~8割の確率で、人主語でセンテンスを構成することができます。最近ヒットした「50イングリッシュ この「50の基本文」を死ぬ気で暗記せよ!」(サム・パク著、青柳優子訳、ダイヤモンド社)は、覚えるべき50の例文から成っています。この中でも人主語でないものは3割弱しかありません。

 図表1にあるように、われわれがまず思い浮かべるのは必須語です。これがないと話題自体がないことになります。その次が人主語です。ここまで来ればほぼ骨格ができたことになります。日本人は「私は」「あなたは」をあまり言わないので、この発想は苦手かもしれません。だから、本稿ではここを強調したいのです。

一見してI (私)とは関係なさそうでもIを主語にできる

 「(私は)会社に行く」とか「(私は)週末は本を読む」といったことなら、主語は明らかですから、迷わずIで話し始めることができます。ここまでは何の問題もありません。厄介なのは一見してI(私)が主語ではなさそうな場合です。

 例を挙げてみましょう。

 「今日はなんだか頭が痛いなあ。」
 という思いが頭に浮かんだとしましょう。
 この日本語の主語は「頭」です。日本語からの翻訳ではこうなるでしょう。
Today, somehow, my head hurts.
 これでもちろん意味は通じます。

 これに対して、日本語を介さないで直接英語に進む方法を取ってみましょう。「頭が痛い」という日本語ではなくて、日本語を忘れて、自分がそうなったときの様子を思い浮かべてください。
Headache
A pain in my head
 などが思い浮かんでくるはずです。これが必須語です。この必須語さえ思い浮かべば意思疎通は可能になります。しかし、今回は英語らしい英語を考えることが主題ですから、この先に進みましょう。

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「I(私)で話し始めると、洗練された英語になる 」の著者

林 則行

林 則行(はやし・のりゆき)

投資家

投資家。全く英語が話せないのに資産運用のノウハウ修得のため渡米、コロンビア大学MBAにぎりぎり合格。仕事力と日本人の強みを生かすことで、社内最低の英語力ながら海外運用機関で株式運用部長。現在独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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