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今、人を育てなければ、2050年の日本に繁栄はない

――「開かれた人材育成」の必要性

2010年12月14日(火)

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伊東 乾(以下、伊東) 朝倉君が社長兼CEO(最高経営責任者)として新たに舵取りを始めたネイキッドテクノロジー(東京都港区)という会社、ここは実は東京大学エッジキャピタル(東京都文京区)からサポートを受けているわけだよね?

朝倉 祐介(以下、朝倉) はい。

伊東 今回は一連の座談、大学とキャリアとビジネスという話のまとめで、産学連携の話から始めたいと思うんだけれども・・・。

降ろしてしまった「産学連携」の看板

伊東 実は去年の「事業仕分け」・・・これについてはプラスマイナス双方、いろいろ思うけれど、間違いなく言えることはきちんと詰めきることをせずにやっているということだと思いますが・・・で、文部科学省サイドからは大学の「産学連携」という看板は降ろすことになっちゃったんですよね。

小野 裕史(以下、小野) そうなんですか?

伊東 関連の時限人事で大学にいた人が移動になっているみたいです。これはもっと大きな声で言ったほうがいいことだと思うんです。

 というのは今、僕は独立行政法人産業技術総合研究所といろいろ共同のプロジェクトを進めているんですが、これは要するに文科省の枠じゃないわけですね。R&D(研究開発)という時、文科省の科学研究費以外の予算を考えてゆきたいと。各省庁でもいいし、民間、また外資なんかとても良いと思う。

 そういう観点から東大エッジキャピタルなんて存在も考えると、見え方が違ってくると思うんです。でしょう?

高田 康裕(以下、高田) そうですね。

伊東 僕の基本的な考え方は、徹頭徹尾イノベーションはコンスタントに進める。金があろうとなかろうと、資源のない国なんだから、日本は知恵と人材がいなくなっちゃったらお終いです。だから知恵、つまり研究開発と人材育成、つまり広義の教育は、それこそ国の死活を決める部分だと思う。大学に勤めて、そう確信しています。

 そこで、東大エッジキャピタルから融資を受けて、朝倉君という人材はマッキンゼー・アンド・カンパニーという多国籍コンサルティング会社から日本の大学発ベンチャーのCEOに転身した、そういう辺りを、ペクター先生には国際的な観点から、小野君にはベンチャーキャピタル(VC)という立場から、また高田CFO(最高財務責任者)には日本のシステムをよりよいものに設計してゆくという方向で、コメントしてもらいたいと思うのだけれど、ちょっとそんな念頭で朝倉君からいいですか?

朝倉 祐介(あさくら・ゆうすけ)
ネイキッドテクノロジー代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)。1982年生まれ。兵庫県西宮市出身。中学卒業直後の1998年よりオーストラリアの競馬学校で騎手を目指した後、北海道の牧場で競走馬の育成業務に従事。2007年東京大学法学部政治コース修了後、経営コンサルティングファームのマッキンゼー・アンド・カンパニー入社。国内外の大手企業、公的機関の戦略立案、オペレーション改善プロジェクトなどに従事。2010年8月から学生時代に友人と設立したネイキッドテクノロジーに復帰、同年10月から現職。(写真:大槻 純一、以下同)

朝倉 分かりました。ネイキッドテクノロジーは、既にお話しした通り、従来型の携帯電話向けにアプリケーションソフトを作っている会社です。

伊東 「ガラケー」だね。

朝倉 はい。「ガラケー」です。もともと創業当時から、モバイル、ソーシャル、コンテンツ流通といった領域で事業がしたいという思いがありまして、それに即したミドルウエアを自分たちで開発してきているんですね。そういった技術基盤に基づいて、実際にアプリを作って売り出しているところです。

伊東 この領域で体力をつけてゆこう、と。

朝倉 もともとは受託開発が多かったんです。ところが今年の春先、先ほどお話のあった東大エッジキャピタルからご出資いただいた、ということもあって、自社ブランドをメーンにやっていこうと考えているわけです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官