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日本企業にあるチームの80%以上が機能していない

なぜ人数以上の力を発揮できないのか

2011年1月26日(水)

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 「日本企業にあるチーム(組織)の80%以上が機能していない」
 これを皆さんは大げさだと思いますか?
 あなたのチームは本当にチームとして機能していると自信を持って言えますか?

 チームとして機能しているチームと機能していないチームの大きな違いは何でしょうか。
 それは、「チームシナジー」を生み出せているかどうかです。

 そもそも、なぜ私たちはチームや組織を創るのでしょうか?
 私はこれまで、多くの経営者、リーダーの皆さんにこの問いかけをしてきました。

 いただく主な回答は
「1人では生み出せない大きな成果を生み出すため」
「個々の強みを活かしてブレークスルーや斬新なアイデアを生み出すため」
「一体感や達成感を皆で共有し、大きなモチベーションを創るため」
「共に信頼できる仲間と切磋琢磨して互いに成長するため」
など、本当に素晴らしいものです。

 しかし、その後、さらに次の質問をします。
「皆さんのチーム、組織は、ここで挙げたチーム創りの目的通りになっていますか」
 先日のセミナーで挙手をお願いしたところ30人中、手が挙がったのはたった1人でした。

そもそもチームや組織はなぜ必要なのか

 確かに、ここで挙げられた回答はチームや組織の理想に過ぎません。しかし、もう1度考えなければならないことは、「なぜ、私達は当たり前のようにチームや組織を創り仕事をするのか」ということです。

 それは暗黙の前提として「個人では創り出せないチーム力、チームパフォーマンス」の創出を前提とし、その恩恵を得るためにチームや組織を創り、属しているのではないでしょうか。
 そうでないとしたら、そもそもチームや組織は必要でしょうか。

 さらにセミナー参加者の皆さんにこんな問いかけをします。
「仮に皆さんが5人のチームだったとします。全員が持てる力を100%出している場合のパフォーマンスを5とします。直感的に、現在の皆さんのチームのパフォーマンスはいくつでしょうか」
 皆、頑張っているから「5」ですか。

 興味深いのはチームの本質やチーム創りについてお話しした後に、この質問をすると、「5」と回答する方が皆無だということです。

「メンバーのモチベーションが落ちているから1人当たり0.5かな・・・」
「2人のメンタルに問題があって、カウンセリングを受けているから・・・」
「若手や未経験者ばかりなので指導に追われています。パフォーマンスと言われても・・・」
「そもそも、うちのチームはチームと言えるかどうか・・・」

など、チームシナジーどころかチームの体をなしていないという回答が続出します。

 結果、リーダーの皆さんは5人のチームで2~3人分程度のパフォーマンスしか実感できていないことが明らかになります。
 それも驚くことに、これまでお会いした数千人の経営者やリーダーの8割以上の皆さんの実感なのです。

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「日本企業にあるチームの80%以上が機能していない」の著者

斉藤 秀樹

斉藤 秀樹(さいとう・ひでき)

アクションラーニングソリューションズ代表取締役

ビジネス・チームビルディングの第1人者として、コンサルタントして活躍。アクションラーニングソリューションズ代表取締役、日本チームビルディング協会代表理事。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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