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魔法のように会話を楽にする『get』

2つの意味を覚えるだけでGetはゲットできる

2011年1月21日(金)

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 英文を簡単に組み立てるには動詞にGETを用いることがポイントです。たったの2つの意味を覚えるだけ使いこなせるようになります。今日はgetの使い方に精通してください。

Getは英語の万能薬

 アジア圏での庶民の味方、タイガーバームが筋肉痛や切り傷、腹痛、風邪などに広く効く万能薬であるように、英語の「get」はいろいろな局面で使える万能語です。

 「getは万能だ」と言うと、「それは無茶だ。動詞はいっぱいある。getひとつで済むわけがない」と反論が出るでしょう。もちろんその通りですが、getを使うと、後の英語がスムーズに出てくるようになるところがミソです。

 「I(私)で話し始めると、洗練された英語になる」で申し上げたように、人(IやYou)を主語にすると、後に続く英文が楽に口から出てきます。同様に、楽な言い回しをしたいなら動詞は「get」を使うべきです。

 「英米人は日本人より本音を言わない」で書いたように、形容詞はgoodさえ知っていれば、当面は十分です。これと同様に、動詞にも中核を成す単語があります。それがgetです。ある調査によれば、英文において最も頻出度が高い動詞はbe動詞。第2位がdo、第3位がget、第4がhaveとなっています。そのあとにgo、 like、 thinkと続きます。

 第2位のdoは疑問文で登場しますし、第4位のhaveは現在完了や仮定法に出てきます。これらは文法上使わざるを得ないものです。getにはこうした用法がないにもかかわらず、押しも押されもしない堂々3位なのです。

 「頻度が多いということは『いろいろな局面で使うということだ』。だから意味がたくさんあって難しいのではないか」と考えるかたが居るでしょう。ぼくは、真実はこの逆だと思います。「頻度が多いほどその単語の持つ意味が薄くなる」のです。

 ぼくは米(ご飯)は毎食でも口にすることができますが、好物のうなぎはいくら好きでも毎日は食べることはできません。米は味がほとんどないから毎日食べても平気なのです。同じように、ある単語が何回も出てくるということは、その言葉に意味がないからです。

 その典型がbe動詞です。beにはさしたる意味はありません。
吾輩は猫である
I am a cat.
 このamは、
吾輩=猫
 2語を結びつけるだけの、数学の等号(=)のようなものです。

 getも、これと似た意味の薄い単語です。おおまかに言えば、getはあるときはhave動詞とほぼ同じ意味になり、あるときはbe動詞と似た意味になります。haveとbeは東西横綱とも言える代表的な動詞ですから、それら2つと同様の働きをするとなれば、getは横綱を超えた存在だと言えます。

Getの本質は「くっつく」

 「getを覚えるだけでそのあとの英語がスムーズに出てくるってどういうこと?」と思うでしょう。それについてお話するには、まずgetの第1の意味をつかんでください。haveと同じ意味になる場合です。2つの意味のうち、こちらがより本質的で重要です。

 getの基本的な意味は「くっつく」です。
 図表1にそのイメージを記しました。
 主語+get+目的語(名詞)
 という文があると、目的語が主語にくっつく感じです。

コメント8件コメント/レビュー

魔法の言葉get は全面的に賛成です。私も留学時代ものすごく助けられました。日本で「単語覚えないと留学できない」という雰囲気だったのは何?!と思ったものです。上品・下品については、お付き合いする相手にもよりますよ。ニューメキシコの田舎では、会話にgetは普通。友達同士の手紙(当時ケータイメールはありませんでした)でも普通。が、ビジネス文書(面識が薄い相手とは特に)には使わない。弁護士や医者の白人の家なんかでは教養がない人扱いでした。有色人種差別意識から出た発言かもしれませんが。(2011/01/26)

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「魔法のように会話を楽にする『get』」の著者

林 則行

林 則行(はやし・のりゆき)

投資家

投資家。全く英語が話せないのに資産運用のノウハウ修得のため渡米、コロンビア大学MBAにぎりぎり合格。仕事力と日本人の強みを生かすことで、社内最低の英語力ながら海外運用機関で株式運用部長。現在独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

魔法の言葉get は全面的に賛成です。私も留学時代ものすごく助けられました。日本で「単語覚えないと留学できない」という雰囲気だったのは何?!と思ったものです。上品・下品については、お付き合いする相手にもよりますよ。ニューメキシコの田舎では、会話にgetは普通。友達同士の手紙(当時ケータイメールはありませんでした)でも普通。が、ビジネス文書(面識が薄い相手とは特に)には使わない。弁護士や医者の白人の家なんかでは教養がない人扱いでした。有色人種差別意識から出た発言かもしれませんが。(2011/01/26)

get一つで応用が効くって素晴らしいですね。消えゆく芸人ダンディ板野も、このアイデアを応用すれば蘇りそうな気がします。ゲッツ!(2011/01/26)

単語はそれぞれのシチュエーションの中で覚える・・・大賛成です。但し、最低限の単語は覚えておかないといけません。とりあえず何も考えず、単語1000文字熟語500文字を目安に丸暗記。それからこのひらめきを行えばいいかと思います。とくに動詞と形容詞は丸暗記でかまわないので、維持でも叩き込みましょう。会話の中でgetやgoodを自分が優先的に使うのはかまいませんが、それに至るまでは相手が何言ってるのかを把握する必要もありますので、単語熟語最低限丸暗記。まずはここのスタートに立ちましょ。(2011/01/24)

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