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未来のエクセレントカンパニーは「地球益」を追う

「蜂と神さま」の関係に見る新時代の経営

  • 常盤 文克

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2011年1月28日(金)

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 新年を迎え、このコラムを書くに当たって改めて実感しているのは、世の中が目まぐるしいスピードで変化しているということです。この「変化」とは何を意味するのか再考してみると、それは「物事の見方や価値観が変わっていく」、あるいは「自分から変えていく」ことではないかと思います。

 従前の考え方、やり方にこだわっていては、世の中の流れから取り残されてしまいます。同じページを見ているのではなく、1枚めくって新しいページで視点を変えて物事を見たり、考えたり、取り組んだりすることが大切です。いま議論されている「人の幸せ」の基準が量から質へと変化するような、価値観の変化も一例と言えるのではないでしょうか。

 こうした変化に、企業も応えていく責任があります。生活様式の変化に合わせた製品やサービスを提供することだけでなく、ビジネスの仕組みも時代の変化に合わせて構築し直していく必要があります。

 ところが、実際はどうでしょうか。依然として金融資本主義が幅を利かせ、企業は四半期ごとの売上高や利益、配当、そして目まぐるしく上下する株価といった数字に振り回される経営に終始しています。そして株主も企業の価値を拙速に数字で判断し、株式をミリ秒単位で売買するようなことをしています。こんな株主至上主義を続けていていいのでしょうか。

ステークホルダーは地球環境に支えられている

 そもそも、企業が長年かけて培ってきた伝統や技術、ブランドなどの真の価値は、四半期という短い期間の数字の良しあしでは判断できません。ましてや、中長期的な視点で企業の価値をとらえることなど、できるはずがありません。これからの企業は、株主ばかりを見ているのではなく、すべてのステークホルダーに真摯に向き合う必要があります。

 ここで一度、企業とステークホルダーとの関係について考えてみたいと思います。ステークホルダーと言うと「利害関係者」と訳し、まず株主の利害が前面に出てきます。ところが、本来は顧客や従業員、取引先、協力会社…と幅広い存在を指すのです。

 もう少し突き詰めて考えてみると、実はステークホルダー自身も、もっと大きなステークホルダーに支えられていることに気づきます。それは社会であり、自然であり、もっと言えば地球環境です。こうした大きなステークホルダーの輪の中に企業は存在し、生かされているのです。

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