究極のサービス
このコラムについて
客も驚く「究極のサービス」を求めて全国を歩く著者。日本各地で見た「至極のおもてなし」を詳細にリポートし、さらにそのバックヤードに潜入する。そこにはサービスを支える驚愕の仕組みがあった。
工学博士でもある著者は、サービスという数値化しにくい「商品」を、理論的・体系的に捉え、サービス企業の未来像を明確に描き出していく。
日本で勃興する「究極のサービス企業」を見よ!
著者プロフィール
記事一覧
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2012年1月19日
経営者たちは震災後の消費自粛とどう戦ったか
震災に負けない人々(最終回)
「あなたは東日本大地震から何を学びましたか?」。この質問を全国のサービス業の経営者達にぶつけ続けた。悲惨な経験を可能な限り教訓に変えるために、経営者が苦闘の中から導き出した答えとは。人気連載「震災に負...
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2011年9月27日
被災地に可憐に芽生えた新たな産業のカタチ
震災に負けない人々(番外編) 阿部憲子・南三陸ホテル観洋女将
南三陸ホテル観洋は、旅館を基点に、地域社会とともに企業を経営する新たな産業モデルの芽となり始めているといえる。
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2011年9月6日
震災で見えた、人々が殺到する「魅惑の自販機」
震災に負けない人々(14)原田英明・デリコム社長
震災直後、東日本では飲料水などを求めて人々が自販機に殺到した。そこで仙台の自販機オペレーターは気付いた。「そうか。自販機は人々に最も近い流通ネットワークだったんだ!」。そして、何でも売る「魅惑の自販機...
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2011年8月23日
がんこは「何でも屋」だから強い
震災に負けない人々(13)新村猛・がんこフードサービス常務
震災によって関東の店舗が打撃を受けた「がんこ」は、直後に大量の社員を関西に異動させた。現金を店員に配り、店ごとに食材を仕入れて、メニューも考えて危機を乗り切った。そこで確信したのは「レストランを捨てる...
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2011年8月9日
人気シェフ、炊き出しで腕を振るう
震災に負けない人々(12)奥田政行アル・ケッチャーノ・オーナーシェフ
山形の片田舎にある人気イタリア料理店を作り上げたシェフは、震災の直後から被災者の炊き出しに向かった。彼の料理は、そんな日頃からの小さな努力が積み上がって出来上がっている。シンプルで素材を生かした味は、...
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2011年7月26日
「避難民も寄りつかない旅館」は、なぜよみがえったのか
震災に負けない人々(11)平田裕一・向瀧社長
「避難民からも人気がない…」。原発事故に揺れる福島県で、老舗旅館「向瀧」の社長は肩を落とした。他の旅館と同じようにキャンセルの嵐に見舞われたが、避難民もなかなか来てくれない。そこで旅館を磨きながら常連...
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2011年7月12日
「大衆の名門ゴルフ場」を目指す
震災に負けない人々(10)福島範治・鹿沼グループ社長
関東近辺に4コースを持つゴルフ場は、震災後の厳しい時期に「未来のゴルフ場」への道が拓けた。これまで見えなかった「求められている姿」に気付き、大衆化路線に向けて走り出した。スタッフの「多能工化」も進み、...
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2011年7月5日
「宿泊キャンセルはゼロ」、奇跡のホテルに聞く極意
震災に負けない人々(9)武内眞司・ホテル風早社長
震災後、全国のホテルや旅館がキャンセルの嵐に悲鳴をあげていた時、まったく電話が鳴らないホテルがあった。ホテル風早。九州にあるこの人気ホテルは、なぜ、震災による「消費の自粛」という災害を逃れることができ...
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2011年6月28日
「社長、なんでそんな冒険をするんですか!」
震災に負けない人々(8)大西雅之・鶴雅グループ社長
震災で客が減った北海道の旅館チェーンは、これを機に「未来型の宿泊業」へと変貌しようとしている。価格体系を抜本的に見直し、1人客や連泊客が泊まりやすい施設を目指す。そこには、業界の常識を打ち破る様々な取...
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2011年6月21日
こすからい会社には天罰が下る!
震災に負けない人々(7)鈴木博晶・鈴廣社長
計画停電で苦しんだ老舗カマボコ店の6代目は、思い知らされた。「エネルギーを使いすぎだ」と。「こんな仕事が許されるはずがない」。地球に負担をかけない製法と、世界の飢餓を救う商品を追求する6代目は、震災で...
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2011年6月14日
「義援金付き宿泊プラン」を思いついた男
震災に負けない人々(6)小川晴也・一の湯社長
「消費の自粛」によって客が消えた箱根。そこに8店舗の旅館を持つ老舗宿の当主は、様々なアイデアを生み出して、この難局を乗り越えようとしている。「義援金付き宿泊プラン」や「従業員の宿シフト」など新戦略が次...
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2011年6月7日
「本業を社会貢献にする!」~絶好調クリーニング店の大転換
震災に負けない人々(5)中畠信一・喜久屋社長
クリーニング後に衣料を保管するサービスで有名な喜久屋は、震災後に一時的に需要が落ち込んだものの、現在はV字回復している。震災の悲劇を目の当たりにしたトップは、企業の主目的を「社会貢献」とした。これが企...
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2011年5月31日
南三陸の灯を消さない~ハートブレイク・ホテルに集った人々
震災に負けない人々(4)南三陸ホテル観洋
壊滅した南三陸町で、高台に残されたホテルがあった。そこは直後から、住民や作業員、ボランティアが集う宿となった。人々を受け入れ続けたホテルは知っていた。地域なくして、ホテルなど存在できない、と。絶望から...
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2011年5月24日
稼働率96%で再開した旅館が、休業中にやっていたこと
震災に負けない人々(3)一條達也・湯主一條社長
被災した宮城県鎌先温泉の旅館、湯主一條。それから42日間、休業を余儀なくされたが、再会した42日後、客室稼働率はいきなり96%を記録した。ゴールデンウィークもほぼ満室状態が続いた老舗旅館は、休業中に何...
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2011年5月17日
そして誰もいなくなった~震災のどん底から這い上がった「観光バス」
震災に負けない人々(2)谷島賢イーグルバス社長
川越市にあるバス会社が、震災で客を失い、窮地に立たされた。その時、社長は現場が見えない恐怖に気付き、新しい「全社一丸」体制を模索した。目指すは、自律的に問題を発見して、改善していく組織。そして崖っぷち...
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2011年5月10日
「震災だから」と言い訳しない~急回復のオオクシ、過去最高へ
震災に負けない人々(1)大串哲史オオクシ社長
震災にあった千葉県の理美容室チェーン、オオクシは「従業員の生活を守る」と宣言した。計画停電になると、従業員がほかの店に移動して接客するなど、社員一丸となって難局に対応。すると、3月に黒字を確保し、4月...
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2011年4月26日
従業員3人で回す「九州トップホテル」、ホテル風早(下)
レストランは、宴会がない日だけ営業…
旅行雑誌で九州の人気トップホテルになったこともあるホテル風早。だが、レストランから始まった経営は、決して順風満帆ではなかった。だが、効率と高品質の「二兎を追う」戦略が機能し始めた。ホテルとレストラン、...
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2011年4月19日
「消費の自粛を越える」、売り上げ倍増のホテル風早(上)
「日常の延長」戦略が長期・リピート客を創る
「消費の自粛」で、キャンセルが急増して、壊滅的な打撃を受けている宿泊業界。その中にあって、あまりにも平凡なホテルが、何事もなかったように客を増やし続けている。120%増という驚異的な成長を続けるホテル...
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2011年4月5日
魅惑の“死に筋商品”~ダイシン百貨店(下)
ダンスパーティーから結婚式まで、「住民が集まる中心地になる」
「買い物難民は出さない!」。おばあちゃんが欲しい懐かしの商品を並べ、1個でも自宅まで持って行く。弁当の宅配では安否確認を怠らない…。集会場と化した「昭和40年代百貨店」の成功は、社長とスタッフによる愚...
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2011年3月8日
おばあちゃんを魅惑する店~ダイシン百貨店(上)
超小商圏デパート、「半径500メートルを100%顧客化」の野望
柳屋のポマード、マクセルのカセットテープ…。懐かしの商品が並ぶ「町のデパート」が復活した。おじいちゃん、おばあちゃんの憩いの場所にもなっている東京・大森の超小商圏デパートは、高齢化する日本で、未来型店...
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役員会議から始める「経営課題としての働き方改革」
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