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スティーブ・ジョブズがプレゼンに欠かさぬ「小道具」の威力

エコベンチャー「Sassor」が聴衆をハッとさせたモノ

  • 片瀬 京子,蛯谷 敏

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2011年2月8日(火)

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 日本人はプレゼンテーションが下手と言われるが、ベンチャーの若手が事業の命運をかけて、本気でプレゼンに挑む場がある。それが、「Infinity Ventures Summit」というイベントの目玉企画、「Launch Pad」。

 インターネット関連企業の経営者などが集まり、この場で注目を集めることができれば、大きな発展のチャンスをつかめる。出演者は誰もが真剣勝負。イベントでのプレゼンの面白さには定評があるのだ。本連載では、昨秋開催されたこのイベントから、3回にわたって観衆の心を動かすプレゼンを紹介しよう。今回は2回目だ。

 プレゼンテーションを成功させるための要素はいくつかあるが、間違いなく言えるのは、冒頭でのツカミの重要性だ。プレゼンの最初に、がっちりと聴衆の心を掴むことができれば、その後の流れは随分と楽になる。

 このために、プレゼン巧者と呼ばれる人たちは、様々なテクニックを駆使して聴衆の関心を惹きつけている。「切れのいい決めゼリフを使う」「効果を数字一発で見せる」「奇想天外な発表で驚きを与える」…。手法は実に様々だ。

 その中で、米アップルのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)が好んで活用するテクニックがある。それは、小道具を上手に使う方法だ。ジョブズは必ずと言っていいほどプレゼンテーションに小道具を交えたデモを披露する。「iPhone4」然り、「iPad」然り。必ず実機を用いて、製品の魅力をその場で実演して見せる。

 こうした小道具の活用は、一見すると高等テクニックのように見える。だが、コツさえつかめば、実は私たちも応用可能なのだ。

 約400名ものインターネット関連企業の経営者が一堂に会するイベント「Infinity Ventures Summit」。その中の恒例企画「Launch Pad」で、実際に小道具を効果的にプレゼンテーションに活用したベンチャーがある。「Sassor(サッソー)」の石橋秀一・代表取締役と、宮内隆行・取締役の2人だ。

「消費電力が見える」を分かりやすく

 サッソーは、家電などの電気使用量をパソコンで管理できるソフトを開発する。同社が開発した「ELPモジュール」という製品をコンセントと家電機器の間に接続して、家電の消費電力をパソコンに表示する。テレビ、冷蔵庫、洗濯機など、様々な家電の消費電力を可視化することで、電気製品の省エネルギー度合いなどを検証したりできる。これらのデータが蓄積されていけば、その履歴からセキュリティーシステムなどに応用も可能だ。

動画へのリンク
当日の様子。画像をクリックすると動画をご覧いただけます。(WMV形式、再生時間5分59秒)

 従来にはない、ユニークな製品。その魅力をいかに伝えるかが、プレゼンテーションに向けての大きな課題だった。

 そこで石橋代表が活用したのが、「ドライヤー」という小道具だった。本番のプレゼンでは、いきなり相方の宮内取締役にペットボトルで水をかぶってもらい、濡れた髪をドライヤーで乾かすという演出から入った。聴衆は突然水をかぶった発表者に意表をつかれ、プレゼンの中身へと引き寄せられていった。

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