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就活で家具を売るニトリ

学生が選ぶ「好感度企業」の採用戦略

2011年2月8日(火)

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 当コラムでは今回から、学生が集まる「超人気企業」の人事担当者を突撃取材していく。人材戦略や人気の理由、ランキングに対する率直な感想まで、担当者のホンネを紹介する。

 まずは、「就職したい企業ランキング」で、「セミナー・説明会での説明が詳細でわかりやすかった」企業のトップに輝いたニトリから始めよう。同社は総合ランキングでも22位に入っている。


「学生がニトリを鍛えてくれる」

 2月某日。取材に応じてくれたのは、ニトリ東京本部人材採用部の玉上宗人マネジャー。4年前にニトリに中途入社して、現在は学生の採用全般を担当している。

ニトリ東京本部人材採用部の玉上宗人マネジャー、44歳。メガバンク、広告代理店を経て、4年前にニトリへ。将来の夢は「プロの経営者になること」

 まずは、前年の38位から22位に順位を上げた要因を聞いてみた。

 「そうですね。今年はなるべく、学生の近くに行って採用活動をやろうと意識していました。全部の大学には行けなかったのですが、なるべく地方にも出て行って、まずはニトリを理解してもらおうと」

 とはいえ、全国を回るとなると、企業としては経費もかかるし、体力的にも相当キツイはず。それでも足しげく学生の元に通ったのは、なぜだろうか。

 「ニトリの場合、エントリーだけで10数万人、説明会に来る学生も2万人に上ります。でも、結局、採用は300人。そういう意味では、説明会に参加しても約2万人もの人がウチに入れないまま終わるわけです。
 でも、その子たちはニトリの大事なお客さんになるわけじゃないですか」

 つまり、学生は企業にとって「潜在顧客」ということ?

 「ニトリのビジネスを理解してくれる人が増えるのは、ニトリを鍛えてくれるお客さんが増えることと一緒ですよね。企業として、『採用活動の時はいいことを言ってたけど、実際には出来ていないじゃないか』とお叱りを受けたい(笑)。
 なるべく、ありのままのニトリを見てもらって、消費者目線で『こうしたらいいんじゃないか』という思いをぶつけてくれればいい。目の肥えた消費者をお客さんとして取り込むことで、会社が鍛えられていき、いいことだと思いますけどね」

 学生の目を通して、あらゆる角度から企業を鍛える。採用活動は企業広報のような役割も担うということか。

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「就活で家具を売るニトリ」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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