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新しい「軸」で発想を膨らませる

「守・破・離」の3段階で読み解く「フレームワーク思考力」

2011年2月22日(火)

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 前回の「アナロジー思考」に続き、今回は「発想を膨らませる」ための思考法をご紹介します。物事を考えるときには、思考の「軸」というものが必要になります。「軸」というのは正確に定義するのが難しいのですが、ものを見るときの視点と言い換えてもよいでしょう。

 新しい発想をするときには「多面的に考える」とか「様々な視点で考える」ことが必要だと言われますが、こうした表現の具体的方法をイメージしてもらえるよう、思考の方法論をできるだけ具体的で誰でも再現可能な形に表したいと思います。

フレームワークとは客観的な「箱のセット」

 今回の主題となる思考力は「フレームワーク思考力」です。はじめにフレームワークとは何かということについての定義を簡単に示しておきます。フレームワークという言葉は様々な文脈で用いられますので、本記事における定義とご理解下さい。

 図1に示すようにフレームワークは3つの要素から成り立っています。

 1つ目がこのフレームワークの「軸」です。例えばマーケティングの世界では「顧客セグメンテーション」によって顧客を様々な形に分類しますが、この場合にもフレームワークが使われます。

 例えば人を分類する場合、「性別」という軸を基に「男」「女」という構成要素がある、あるいは「年代」という軸を基に「10代以下」「20~30代」「40~50代」「60代以上」(分類の細かさは様々に考えられる)という構成要素があり、これら対象範囲は「全顧客」といった具合です。

 フレームワークというのはこうした「箱のセット」がもれなくダブりなく(MECE:ミーシーと呼ばれる)、かつ同じ言葉のレベル(粒度とも言われる)で用意されたものと言えます。

「フレームワーク」活用の3段階

 読者の皆さんの中には、「フレームワーク思考力からは新しい発想は生まれない」という印象を持っている方もいらっしゃるかも知れませんので、このことについてはじめに少し補足しておきたいと思います。

 まずは下の図2を見てください。フレームワーク活用にもレベルが3段階あります。ここではそれを伝統芸能の言葉を借りて「守・破・離」の3段階とします(これもフレームワークです)。

 まず初心者がフレームワークを活用するのが「守」の段階です。この段階では、ある特定領域で用いられているいわば将棋や囲碁でいう「定石」のようなものをテンプレートのようにセット化して用います。

 ビジネスで言えば経営分析に用いられる3C(Customer(顧客)/Competitor(競合)/Company(自社))とか、マーケティング施策に用いられる4P(Product/Price/Place/Promotion)などがこれに該当します。

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