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ユニ・チャームの「熱血男子」獲得作戦

女性的イメージの壁を越える!

2011年2月25日(金)

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 企業編の最終回となった今日は、消費財メーカー、ユニ・チャームに焦点を当てる。

 「え、有名企業じゃないか。そりゃあ学生が殺到するだろう」

 そう思われるかもしれない。確かに、スーパーやドラッグストアには、同社の商品が溢れている。

 赤ちゃん用紙オムツの「ムーニーマン」や「マミーポコ」、生理用品の「ソフィ」など、同社の手がける商品名は、どれも有名ブランドになっている。当然、学生の認知度は高く、採用活動には有利に働くはず、である。

 ところが、ここに落とし穴があった。

「ウチはめちゃ忙しい会社です」

 「男子学生が集まらない…」

 女性にはアピールできるが、男子学生から敬遠されてしまう。

 「やっぱり、『ふわふわ~っとしてて優しそう』『何となくいい会社かな~』という感じで応募する女性が、これまでは中心となっていました」

 グローバル人事総務本部キャリア開発グループの清水直人グループマネージャーは、そう打ち明けてくれた。ところが、これが人材のミスマッチを起こしていた。

グローバル人事総務本部キャリア開発グループの清水直人グループマネージャー

 「実はウチの会社、めっちゃ忙しくて(笑)。結構、厳しい会社なんですよ」

 だから、本当は「ガテン系」の男子学生にも来てほしい…。ところが、商品イメージという厚い壁が、男子学生との間に立ちはだかる。言ってみれば、男子が間違っても生理用品売り場に近づかないようなものかもしれない。

 それが、「就職したい企業ランキング」にも表れていた。昨年は75位と、有名消費財メーカーとしてはいま一つの人気に甘んじていた。

 ところが、今年は一気に30社強を抜き去って、42位へと大躍進を遂げた。その秘訣は、まさに「ガテン系男子」の攻略だった。

 採用担当の清水氏も、かつて介護部門の企画部隊で、猛烈に働いた経験を持つ「熱血社員」の一人。今年の採用活動の狙いは、ずばり「熱血男子の攻略」だった。

 「男子学生も来てほしいので、この3、4年は男子学生に理解してもらうように活動してきました」

 だが、今年は気合いが違った。ガテン系、理系学生など、これまで同社に興味を示さなかった男子学生をターゲットに、企業イメージの誤解を解こうと必死だった。

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「ユニ・チャームの「熱血男子」獲得作戦」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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