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「忙しい」社員はいい仕事ができない?

会社発展の原動力になる「あそび」の効用

  • 常盤 文克

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2011年2月28日(月)

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 年度末が近づき、慌ただしい日々を送っている人も多いことでしょう。そうは言っても多くの企業で働く人たちは、年度末であるかどうかに関係なく毎日せわしなく動き回り、「時間がない」「時間が足りない」と嘆いているのではないでしょうか。

 それでは、ここで「足りない」という時間とは、そもそも何なのでしょうか。足りないのは量的で物理的な時間、つまり時計の目盛りで刻まれていく時間だけではありません。人間の心のうちにある時間、つまり人間が人間らしく生きることを可能にしている時間が失われ、足りなくなっているように思えてなりません。

時間に追われるばかりでは、心も仕事もやせ細る

 以前このコラムでも触れたことがありますが、ドイツの作家ミヒャエル・エンデの「モモ」という童話があります。この「モモ」は生きることや働くことの意味、そして人生のあり方を考えさせる作品です。

 モモの中でエンデは、「時間とは、生きること」「人のいのちは心が住処(すみか)」と書いています。つまり、人が時を過ごすことは、生きることそのものだというのです。エンデが言うように、人の命の本当の住処が心の中にあるのだとすれば、私たちは心の中の時間を大切にしなければなりません。

 ところが、時間に追われて暮らしていると、心も生活も、仕事もどんどんやせ細ってしまうように思います。「ワーク・ライフ・バランス」という言葉があるように、ただ働くだけでなく、たまにはゆっくり時間を取って体も頭も休めた方が、本来はいい仕事ができるはずです。

コメント13件コメント/レビュー

納期が先にあって、それに対して仕様がいつまでも決まらないのだから、残業しなければ間に合いませんよ。仕事の絶対量は効率が良い悪いに関わらず「ある」のです。残業をしなければこなせないような納期管理を容認している人たちの効率を上げてもらわねば。仕様を決められない客先も同罪ですがね。(2011/03/02)

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いただいたコメント

納期が先にあって、それに対して仕様がいつまでも決まらないのだから、残業しなければ間に合いませんよ。仕事の絶対量は効率が良い悪いに関わらず「ある」のです。残業をしなければこなせないような納期管理を容認している人たちの効率を上げてもらわねば。仕様を決められない客先も同罪ですがね。(2011/03/02)

日本の(おそらく)一般的な会社において仕事ではなく、作業をやっている時間が多いのだと思います。不要なまでに詳しい資料作り、上司の意に沿う表現の修正etc・・・やらなくていい仕事かもしれませんが、やらざるを得ない仕事(作業)がたくさんあるのだと思います。でも、これを減らす方法が思いつかない・・・(2011/03/01)

人それぞれでしょう。自分の能力以上の職場に入って、『頑張っている』の一言で自分を正当化し続けて結果が伴わない人に対して、転職を勧めても高所得・待遇欲しさに組織にしがみつく。それに対して組織が取る判断は、給与を下げるか、生産性を上げるかのどちらか。閉じ込められて鞭を打たれないと仕事が出来ない人も多くおり、本人もそれにより生活を維持させる事を望んでやっている場合だってある。批判や賛同するコメントの気持ちは解るが、万人に向けた正解なんて存在しないことぐらいは少し考えれば解る筈。経営者層・労働者層・生産者層はそれぞれ産み出すものの種類も違えば方法だって違う。賢くまとめようってのが間違い。(2011/03/01)

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三品 和広 神戸大学教授