• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

眠らせている力までも引き出したい

橋本 雅治 イデアインターナショナル社長

  • 増田 晶文

バックナンバー

2011年3月11日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 橋本雅治はイデアインターナショナルの創始者であり社長だ。

 イデアはライフスタイル・カンパニーとして文具から家電、化粧品まで幅広い品々を扱う。そこには「高いデザイン性」と「オーガニック」の息吹が感じられる。

 東京ミッドタウンや三井アウトレットパーク、マルイ、ルミネなどで直営店も運営しているから、ご存知の読者は多いことだろう。

 橋本は豊かで黒々とした髪をなでつけながら、闊達な口調で言った。

 「今年の夏には、僕も50歳になります。だけど、本当の意味でのアンチエイジングとでもいうのでしょうか、実年齢は変えることはできないけれど、精神と肉体はトレーニング次第で老化を防げるばかりか、ぐっと若返ることができます」

 橋本はこう続けた。

 「僕はスタッフにも挑戦的な意味を込めて、よく言うんですよ。20代、30代で僕より“若い”人がいるだろうか? って」

 そんな橋本のすっかり惚れこんだスポーツ――これがトライアスロンだ。

 「スポーツって、その人の生き方が投影されると思います」

 ならば、橋本のライフスタイルとは? 

 橋本とトライアスロンとの関わりを軸に、彼のユニークなスポーツ遍歴を含め、その横顔を探っていこう。

 イデアインターナショナル社長の橋本雅治がトライアスロンデビューを果たしたのは、2007年11月のロタ島での大会だった。

 「藤野英人さん(レオス・キャピタルワークスCIO[最高責任運用者]に社外取締役をお願いしているんですが、彼からトライアスロンに誘ってもらいました」

 藤野はトライアスロン・ボーイズのメンバーだ。彼のことはいずれたっぷり紹介する予定なので、その時を待っていただきたい。

 橋本はちょっと言いづらそうにしつつも、思うところを述べた。

橋本 雅治(はしもと・まさはる)
イデアインターナショナル社長。1984年に慶應義塾大学法学部卒業後、キヤノン販売に入社。1987年、家業の結婚式場を継ぎ再建に尽力。1992年、マルマンに入社し、時計事業部長や取締役などを歴任。1995年12月、イデアインターナショナルを設立。大学時代、パワーリフティング全日本学生チャンピオンになった。

 「藤野さんは巨漢だし、格闘技ならいざ知らず・・・まさかトライアスロンをするなんて・・・たいへんに申し訳ないですが、藤野さんにできるんだったら僕にできない理由はないって思ったんです」

 とはいえ、橋本にとってトライアスロンは決して身近なスポーツではなかった。だが、不思議と魅かれた。彼の琴線を激しく揺さぶったのは、トライアスロンという新しいスポーツに40代半ばで挑むということだった。

 「スポーツをすると自分の精神力と体力の資質を確認できます。経営者である以上、新しい挑戦から逃げたくないというのもある。それに、僕はトライアスロンをするにあたって、アスリートとしてタイムや順位を争うよりも、スイム、バイク、ランという持久系の競技を重ね、最後までやり遂げられるのかどうかを試してみたかったんです」

40代に身体を鍛え直す

 経営には瞬発力や最大筋力も大事だけれど、どれだけ持久力があるかが大きなファクターになる――それは橋本が培ってきた経歴だけでなく、思ってもみなかったけれど、郷里に戻って家業に没入せざるを得なかった日々から痛感したことでもある。

「なぜ経営者は泳ぎ、漕ぎ、走るのか」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授