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カッコ良さの男女格差が“ヒドイ”

日本のビジネスマンがカッコ良くなると日本は活性化する?

2011年6月20日(月)

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 カッコ良さの男女格差。これ、ずっと感じていたことです。日本女性はどんどんカッコ良くなって、海外からの評価もうなぎ登り。仕事場での女性のスタイル進出は留まるところを知りません。

 一方、男性は。大学生くらいまではずいぶんおしゃれ男子も増えていますが、社会に出たとたん、画一化してしまいます。基本的に社会人男性はコンプレックスをエネルギーにして、その力を仕事にぶつけていくことが普通です。(今まではですが)

 論理思考、リーダーシップ、コミュニケーション、そして英語などに対しては、改善しようという意欲は満々。しかし、スタイルに関してはどうでしょう。

 たしかに、数年前はちょいワルオヤジなどのブームはありましたが、これとて高所得層に狙いを定めたマーケティング。オンの仕事場での話ではありませんでしたから、広がりも限定的でした。

クールビズやウォームビズはどうなの?

 では、クールビズやウォームビズは? たしかにこれをきっかけに、カジュアルデーやネクタイ着用を義務づけない会社も増えてきました。しかし、どうでしょう。スーツからネクタイを外しただけ? ゴルフウェア? と思うカジュアルぶり。正直言って、カッコいいビジネスマンに会うことは多いとは言えません。

 また近頃は、オフィスカジュアルなるワードが飛び交い、特に新入社員を悩ませています。ネットをちょっと検索しただけでも、「オフィスカジュアルって何?」の嵐。注目の知恵袋にももちろん投稿者が。

 その多くが、「何となくはわかる気がするけどわからない?」「基準が曖昧で何を着ればいいかわからない」「上下揃いのスーツ以外?」「夏場になったらどうすればいいの?」など。結局はわからないので、男性ならネクタイをしない、女性はブラウスにスカート、ワンピースにパンプスと恐る恐る決めているのが現状です。

 この現象からわかるのは、日本のビジネスマンは「決まり」が欲しいということ。任されるのは苦手? しかし、「決まり」ということは誰かの基準に合わせるということ。それが、カッコいいビジネスマンをつくる後押しにはなりません。

 もともと、スーツとは何なのでしょう? 戦闘服? 礼服? ユニフォーム? ご存知の方も多いとは思いますが、19世紀のイギリスで生まれたもの。SUITSから連想されるように、二間続きのホテルの部屋(スイートルーム)が語源で、ラウンジスーツとして始まりました。つまり、おしゃれではあるけれど決して戦闘服でもユニフォームでもなかった。

 またネクタイはといえば、ルイ14世が首に巻いて楽しんだ宮廷ファッションの一部。その後、イギリスの紳士たちが競馬場でつけていたダービータイがカッコ良かったので広がったと言われています。

 いずれにしても、長い歴史があるものでもないですし、何か決まりがあるものでもありませんでした。

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「カッコ良さの男女格差が“ヒドイ”」の著者

関橋 英作

関橋 英作(せきはし・えいさく)

マーケッター

外資系広告代理店JWTでコピーライターから副社長までを歴任。ハーゲンダッツ、キットカット、デビアス・ダイヤモンド、NOVA英会話学校など、数多くのブランドを担当、成功に導く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師