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「我が家はいつ停電になるの?」

計画停電Q&A

  • 馬場未希(環境経営フォーラム事務局ディレクター)

  • 山根小雪(日経ビジネス記者)

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2011年3月22日(火)

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 東日本大震災は、東京電力や東北電力の発電所に大きな打撃を与え、3月14日からは東京電力のサービスエリアである関東の1都6県と山梨県、静岡県東部で計画停電が始まった。

 ところが、「対象地域なのに停電にならなかった」という声が多い。「同じ町内で複数のグループに属している」という疑問の声も耳にする。企業からは「3時間単位の停電では、工場を動かせない」との悲鳴も…。

 そこで、計画停電に対するこうした様々な疑問に答えていく。

 「午前中は電力需要が予測を下回った」とニュースで流れたのに、なぜ夕方になって停電するのか。午前中に余った電気は使えないの?

 電気はためることができません。午前中にいくら余っても、夕方に回すことはできないのです。

 東京電力の発表には、「今日の供給力は3500万キロワット」といった表現が出てきます。この意味は、「今、稼動している発電機をフルパワーで動かすと、ある瞬間に最大3500万キロワット分の発電機を動かせる」ということ。午前中に「余った」というのは、正確に言えば「フルパワーで動かさずに済んだ発電機があった」ということです。

 電力消費量が増える夕方から夜の時間帯は、すべての発電機をフル稼働させても需要を満たせない瞬間があります。そこで、あらかじめ地域を決めて、計画停電を実施して電力需要を供給力の範囲内に抑えるわけです。

 もし、計画停電に踏み切らなければ、どんな事態になるのか。「不測の大停電」って何?

 電力には「同時同量」という大原則があります。電力消費量(電力需要)と電力会社の発電量をピタリと一致させるという原則です。もし一致していないと、電力網の電圧や周波数が変動し、安定した電力が供給できないのです。

 このため、電力会社は、気象予報や過去の実績などを使って、電力需要を綿密に予測します。さらに、東京電力本店にある「中央給電司令所」と呼ぶ管理システムで、各地の発電所の運転状況をコントロールしています。数秒単位の調整によって、電力消費量と供給量を合わせているのです。

 もし、同時同量の原則を満たせなくなると、大規模な停電が起きかねません。

 ある地域で電力の供給不足が起きると、電力網の電圧が下がってしまいます。電圧が低下すると、家電製品などがうまく作動せず、壊れてしまう可能性すらあります。こうした事態を避けるため、発電所から各家庭までの電力網には、その間に膨大な数の安全装置が付けられています。

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