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英語をうまく聞こえさせる最大のコツ「にこにこ」

にこにこするだけで英会話が円滑に流れる

2011年3月25日(金)

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 英語を話す際に心がけていただきたいのは「にっこり」することです。これが最も簡単に英語をうまく聞こえさせるコツです。英米人の会話は日本人以上に、にこにこしながら話すものだからです。英単語や熟語をちょっと覚えるよりもぐっと英語上手に見えます。

会話では英語より大事な「にこにこ」

 ぼくは日本国内のホテルに泊まっている時にホテルの方からよく英語で話しかけられます。外見がまるっきり日本人のぼくが外国人と間違えられるのですから、何かが違うのでしょう。最初はどうしてか全く理由が分かりませんでした。最近、長い海外生活で板についた笑顔のせいではないかと思うに至りました。

 海外の土産物店やホテル、空港などで日本人が英語を使っているのを見かけますが、笑顔がなかなか出ていません。旅行英会話のフレーズを暗記してきれいな英語を話そうとするより、にこにこすることの方がよほど会話を円滑にするのにと思います。

 典型的な日本人(昔のぼくのやり方)は英語を話す前にまず頭の中で必死に英文を組み立てます。それでも、相手に
May I help you?
 と言われと、今、考えていた英文が出て来ません。
“……………………”

 そこで、お互いの間にばつの悪い間が生じてしまいます。相手は「この人は何を言い出すのだろう」と不安そうにこちらを見ています。こちらは相手の不安を感じ取って、「長年やっても、ぼくは英語が下手なんだ」と落ち込むことになります。

 これを避ける簡単な方法は、最初からにっこりして相手に近づくことです。にっこりすることは、こちらが心を開いているという証しです。笑顔は伝染しますから、相手もにっこりしてくれます。

 ぼくは昔、試験の際に、受験番号を間違えてしまい、0点になったことがありました。他で努力してもたった1つの小さなことで、すべてが台無しになってしまうのです。笑顔にも、そのくらいのインパクトがあると言っても過言ではないでしょう。

笑顔がいいと英語がうまく聞こえる

 英検1級くらいの方でもまだ笑顔の大切さに気づいていない方が多いように思います。というより、笑顔の大切さに気づくのは英語がもっとベテランになってからの場合が多いようです。構文、単語、発音などに精一杯なのでしょう。これはもったいない話です。にっこりするだけで、英語そのものをうまく聞こえさせる効果があるからです。

 ぼくの妻は、仲良くなったホテル従業員から「あなたの英語はうまいけど、日本の外交官は下手だ」と言われたことがありました。ぼくら夫婦がアラビアで長期滞在用のホテルに泊まっていた時のことでした。そこには各国から来た外交官も住んでいました。

 にっこり上手の妻は、銅メダル英語だとしても、従業員と楽しく会話ができたのでしょう。これに対して日本の外交官は、語学力は高かったとしてもにっこりしないので、ホテルのスタッフとしては話が続いた気にならなかったのだと思います。「日本人は何を考えているか分からない」と言われることがありますが、このあたりに理由があるのかもしれません。

笑顔がいいと、英語ができなくても英会話を乗り切れる

 もっと極端な例を米国でのあるパーティで見かけました。パーティでは誰かと目が合ったら、

“Hi, we haven’t met. I’m Nori.” 初めてですね。のりです。
“Lisa” リサです。
 と言って話し始めます。

 簡略する場合は

“Nori.” のりです。
“Lisa” リサです。
 と、自分の名前だけ言えばいいです。

 ぼくはイタリア人の女性と話す機会がありました。話すといっても相手はほとんど英語ができないことが分かりました。かろうじて、本人の名前と、国籍、夫の仕事の関係で一緒に来たことくらいを聞き出しました。ただ、彼女は話につまると、にっこりほほ笑むのです。つられてぼくもほほ笑むので、なんとか場が持ちました。

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「英語をうまく聞こえさせる最大のコツ「にこにこ」」の著者

林 則行

林 則行(はやし・のりゆき)

投資家

投資家。全く英語が話せないのに資産運用のノウハウ修得のため渡米、コロンビア大学MBAにぎりぎり合格。仕事力と日本人の強みを生かすことで、社内最低の英語力ながら海外運用機関で株式運用部長。現在独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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