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英語の勉強には細切れの時間が最適

9カ月で1000ページの辞書を読破

2011年4月15日(金)

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 「英語大好き。英語の勉強するのが楽しい」という方に、今日のコラムは役立ちません。「できれば勉強なんてしたくないよ」と思う方に向けた、勉強が最もはかどる時間の使い方を紹介します。

「今日は英語をやるぞ」は最悪のアプローチ

 これまでお話ししてきたように、ぼくの最も不得意な科目は英語。今まで一度も英語が好きだと感じたことがありません。誰だって嫌なことはやりたくありません。やっても身が入りません。だったら「やらないのがいちばんいい」というのがぼくの持論です。でも、勉強しなかったら、できるようにならないというのも事実です。

 全く勉強しないわけにはいきません。従って、勉強していることをあまり意識しないですむようにすることが大事です。自分の意識に上らなければ、嫌な気持ちも起きにくいからです。

 ぼくが勧めるのは、英語の教科書を開きながら、「これは英語の本じゃない。勉強なんかしていない」と自分に言い聞かせるように、やせ我慢をすることではありません。

 また、勉強に対して意気込み過ぎるのも考えものです。例えば、「この土日は英語の勉強をやるぞ」と張り切ったとします。もともと好きでないぼくは、土曜日の午前中になると、「友人からメールが届いていた。すぐに返事を書かなくちゃ」と言って、「英語は午後からでも十分」と思ってしまいます。

 午後になると、「今日は天気がいいから、体を動かさなくちゃ。近所を散歩しよう」と思い、「英語は夜でいいや」となります。夜は大好きなスケートの中継があります。同じように日曜日の午前も午後も過ぎ、本当に英語を始めるのは日曜日の夜、それも1時間だけといったありさまです。

 もともと英語が嫌いな上に、「今週末もまともにやらなかった」という罪悪感が募って、ますます嫌気がさしてくるのです。

 自分にとっての自由な時間は、週末にせよ、平日の夜にせよ、何でもできるきらめく時間です。それを英語ごときのために割いてはいけません。時間へのアプローチが間違っているのです。勉強は目立たないようにするのです。

「細切れの時間」で生まれる効果は案外でかい

 通勤の電車の中。これは会社に行くのに必要不可欠な時間です。この時間は週末の時間と違い、きらめく時間ではありません。この時間を英語に充てるなら、スケートを観る時間や散歩をする時間が減ることはありません。「英語にここまで割いた」という気持ちは起こってきません。

 「難しい理屈を述べてきたけど、要するに、電車の中で勉強しろっていう話か。それだったら、もうとっくにやってるよ」と思われるかもしれませんが、肝心なところはこれからお話します。

 この時間に勉強することの効果が予想以上に大きいことに多くの人は気づいていません。ぼく自身、銅メダルのころから細切れの時間を大切にしてきました。そして、ある翻訳書を出版することになってその効果の大きさに驚きました。

 当時ぼくは2冊の翻訳書(英文和訳)の仕事を抱えていました。1冊は米国の投資家が世界を巡る紀行文で、もう1冊は米国人による株式分析書でした。文体が全く違うので、両方の本を自宅で翻訳するとなると、頭がこんがらがってしまう恐れがありました。日中はファンドマネージャとしての仕事があり、翻訳はできません。

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「英語は道具:銅メダル英語を目指せ」のバックナンバー

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「英語の勉強には細切れの時間が最適」の著者

林 則行

林 則行(はやし・のりゆき)

投資家

投資家。全く英語が話せないのに資産運用のノウハウ修得のため渡米、コロンビア大学MBAにぎりぎり合格。仕事力と日本人の強みを生かすことで、社内最低の英語力ながら海外運用機関で株式運用部長。現在独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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