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企業と地域の再建~まずファンクショナル・アプローチで洗い出しを

2011年5月25日(水)

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 東日本大震災で、ダメージを受けた企業は少なくない。そして復興には10年以上の歳月がかかるかもしれない。企業はどうすればいいのだろうか。復興に期待し、ビジネス環境が回復するまで待つことが出来るだろうか。いや、それは日本全体の経済を停滞させてしまうことになる。では、どうすればこの危機を脱することができるのか。

 その答えは1つしかない。企業が変わることだ。環境が回復するのを待っていては遅いということだ。では、どうすれば変わることが出来るだろうか。大きな企業、複雑なビジネス・モデルほど難しい。限られたリソース、残されたリソースから新たに進化するためのアプローチ方法を紹介したい。

ビジネス・リソース

 企業は、リソースが無い限りビジネスは出来ない。最も基本的なものである。リソースを上手く扱うことの出来る企業は、どのような環境においても、生き残ることができる。むしろ、企業活動はリソースの活かし方に尽きるのかもしれない。

 しかし、東日本大震災のような大規模な災害が発生し、その影響を直接受けた場合、企業のリソースはかなり制限されたものになる。もしかしたら、ほとんどのリソースが喪失しているかもしれない。再生不可能な状態になっているかもしれない。それは企業として存亡の危機に値する出来事だ。

 では、リソースとはなんだろう。一般に言われているリソースとは、「目的を達するために役立つ、あるいは必要となる要素のこと」とある。この場合の要素は、資源や資材のような消費的なモノだけでなく、非消費も含めた広い意味で捉える方がいい。つまり、ビジネスの活動全てに関わる要素とすることが、生き残りを掛けた検証には必要だ。

 では、どのようなものをビジネス・リソースと考えよればよいか。よく言われる人、物、金、情報といった、内部的要素だけでは片手落ちだ。地域、業界、市場、社会といた、外部的要素も含めておく必要がある。なぜなら、ビジネス環境そのものが、大きく変わっている状況では、根本から見直す必要があるからだ。

ビジネス・リソースを根本から見直す「誰のため? 何のため?」

 では、ビジネス・リソースを見直すためにはどうすればいいのだろうか。今の活用が有効かどうかの判断は、何処を見れば良いのだろうか。リソースを見直すことで、ビジネス・モデルが成り立たなくなったりはしないのだろうか。

 確かに、むやみにリソースを減らそうとすれば、新たな問題が生じる。顧客や関係者の要求を満たすことが困難になったり、従業員や株主の希望を叶えることが厳しくなったりする。結局、大きくリソースを減らすことが出来ないまま、仕方なくぎりぎりの状態で運営していくことになる。

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「企業と地域の再建~まずファンクショナル・アプローチで洗い出しを」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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